outlook2016にメールアカウントを設定する手順は以下の通りです。
まずは、outlook2016を起動してください。

1.アカウント設定画面へ移動
「Outlook2016へようこそ」のスタート画面から
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「Outlook2016へようこそ」のスタート画面が開いている場合は「次へ」をクリックします。
「Outlook2016へようこそ」が表示されていない場合
「Outlook2016へようこそ」の画面が表示されていない場合は、こちらに進んでください。
「Outlookへようこそ」や「Outlook」のスタート画面が表示されている場合
以下のスタート画面が表示されている場合は、こちらの手順で設定します。
「はい(Y)」を選択し、「次へ」をクリックします。
スタート画面が表示されていない場合
既に1つ以上のメールアカウントが追加している場合や、以前アカウントを設定しており、そのアカウントを削除した場合はスタート画面ではなく、通常の画面が表示されていると思います。
その場合は以下の手順でアカウント設定画面へ進みます。
「ファイル」をクリックします。
「情報」をクリックし「アカウント設定」をクリック、「アカウント設定(A)」を選択します。
[アカウント設定]画面が表示します。「新規」をクリックします。
1.アカウント情報の設定
ここでも以下のスタート画面が表示されている場合は、こちらの手順で設定します。

「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」から設定したい場合は、こちらの方法で進むことで手動設定画面に進むことが出来ます。
「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択し、「次へ」をクリックします。
「POPまたはIMAP(P)」を選択し、「次へ」をクリック
[アカウントの変更]画面が表示されます。
ここから先の手順6、手順7はご利用中のサーバー設定に合わせて必要な個所を設定変更してください。弊社がサポートする場合は、「手順〇の〇番を、〇〇にしてください。」とお伝えします。
ユーザー情報 ①ユーザー情報 送信者として相手に通知したい名前を入力 ②電子メールアドレス 設定するメールアドレスを入力 サーバー情報 ③アカウントの種類 通常はPOP3にします。サーバーがIMAPに対応している場合は、POP3又はIMAPにします。 ④受信メール サーバー 通常は指定されたサーバーの受信メールサーバー名(例: pop.xxx.co.jp)などを指定します。サーバー移転時は、受信メールサーバーのIPアドレスを指定します。※ ⑤送信メール サーバー 通常は指定されたサーバーの送信メールサーバー名(例: smtp.xxx.co.jp)などを指定します。サーバー移転時は、送信メールサーバーのIPアドレスを指定します。※ ※弊社のサーバー移転サポートをご利用の方は、弊社からお知らせしたIPアドレスを指定します。
サーバーログイン情報 ⑥アカウント名 サーバー会社から指定されたメールアカウント名を入力します。 ⑦パスワード サーバー会社から指定されたパスワードを入力します。
弊社からパスワードを送付する場合は、xlsファイル等のデジタルファイルで送付しています。パスワードは手入力だと誤りやすいので、お知らせしているパスワードをコピー&ペーストで入力することをお勧めいたします。⑧パスワードを保存 チェックを入れます。
チェックを入れないと送受信の度にパスワード入力を求められます。⑨SPAに対応 通称はチェックしません。ほとんどのサーバー・プロバイダでは対応していないので、チェックを入れると送受信ができないことが多いです。 この画面で設定できない送信サーバーの設定や、ポートの設定などを設定変更する場合は、「詳細設定」をクリックします。
詳細設定画面が表示されます。[送信サーバー]の設定では送信サーバーに関する認証の設定などを変更することができます。
送信サーバーの設定を変更するには「送信サーバー」タブをクリックします。
認証が必要の無いサーバーを利用している場合
①の[サーバー(SMTP)は認証が必要]のチェックを外します。
受信サーバーと同様のログイン情報を利用する場合
①をチェックして、②を選択します。
※弊社の専用サーバーや共用サーバーは、特に指定いない限りこちらの設定です。
送信サーバー用のログイン情報が指定されている場合
①をチェックして、③を選択します。④に指定されたアカウント名(ログインID)、⑤に指定されたパスワードを入力します。⑥の[パスワードを保存する]にチェックが入っていることを確認します。
POPbeforeSMTP認証を利用する場合
①をチェックして「メールを受信する前に受信メールサーバーにログオンする」を選択します。
[詳細設定]ではサーバーのポート番号やサーバーのメールボックスへメールを残す設定を行います。
これらの設定を変更するには「詳細設定」タブをクリックします。
①受信サーバー(POP3) 指定されたポート番号(3ケタの半角数字)を入力してください。初期設定は「110」(非SSL接続)です。
SSL接続(POP over SSL)に対応している場合
サーバーがSSL接続に対応している場合は、②[このサーバーは暗号化された接続(SSL)が必要]をチェックして「995」を入力します。
※弊社の専用サーバーや共用サーバーは、特に指定いない限り「110」のままです。
③送信サーバー(SMTP) 指定されたポート番号(3ケタの半角数字)を入力してください。初期設定は「25」(非SSL接続)です。
昨今ではプロバイダの迷惑メール対策(Outbound Port 25 Blocking)の為、25番を使うとメールが遮断されてしまいます。
その為、サブミッションポートである「587」を指定する場合が多いです。SSL接続(SMTP over SSL)に対応している場合
サーバーがSSL接続に対応している場合は、「465」を使います。(その場合は、下記の「使用する暗号化接続の種類」を選択します。
※弊社の専用サーバーや共用サーバーは、特に指定いない限り「587」をお使いください。
④使用する暗号化接続の種類 SSL接続ではない場合は、必ず「なし」にします。
※弊社の専用サーバーや共用サーバーは、特に指定いない限り「なし」のままにしてください。
SSL接続(SMTP over SSL)に対応している場合
「SSL」を選択します。
STARTTLS(SMTP STARTTLS)に対応している場合
「STARTTLS」を選択します。
⑤サーバーにメッセージのコピーを置く
サーバーにメッセージのコピーを置くにチェックをすることで、サーバー上にメールを残しておくことができます。
この場合「サーバーから削除する」のチェックを外したり、削除する日数を長く設定することを避けましょう。その理由は以下の通りです。
メールボックス容量の問題
共用サーバーの場合は、1つのアカウントに対するメールボックス容量制限されています。その為、容量がオーバーした場合、それ以降のメールを受け取らず送信相手にはエラーメールが返されます。
ファイルサイズの大きな添付データなどを、やり取りしている方は特に容量消費が大きいのでサーバーにメールを残すことは避けましょう。(若しくはデータのやり取りは、データ便などを利用しましょう。)サーバーに対する負荷(特に専用サーバーやVPSご利用の方)
サーバーに大量のメールを残していると、クライアントPCからの定期的なメールチェック要求に対しメールボックスに残されたメールのヘッダ情報を全てクライアントPCに送信します。数日間分の少ないメールならば、問題はありませんが長期間の大量のメールの場合、サーバー自体のCPUやメモリを占有される他、そのサーバーの帯域(そのサーバーが送受信できるデータ量)も占有してしまいます。その結果、そのサーバーが提供している他のサービス(ウェブサイト配信など)などの動作遅延の原因となります。
もし複数台の端末で同一のメールを受信したいならば、受信方法にIMAP(対応している場合)を利用しましょう。
※弊社の共用サーバーは、対応しています。専用サーバーはご依頼いただければ有償にて対応します。
詳細設定の設定が完了したら、「OK」をクリックします。
全ての設定が完了したら、②「次へ」をクリックします。
サーバー側の設定が完了していないなどの理由で、設定テストを避けたい場合
サーバー移転中など、サーバー側の設定が完了していない場合、「アカウント設定のテスト」でエラーが出てしまい設定が完了できません。
もし、エラーの原因がサーバー側の設定が完了していないことが理由であることを把握しており、移転準備の為に予めサーバー設定を完了されておく必要がある場合は、①の[「次へ」をクリックしたら~]のチェックを外してください。
チェックを外すと、②「次へ」をクリックしてもアカウント設定テストは開始されません。
アカウント設定のテスト を実施します。
この時にエラーが表示された場合は、エラーメッセージの内容とエラー番号をお知らせください。
※但し、弊社のサポートが受けられるお客様に限ります。それ以外の方はご利用中のサーバーサービス等にお問い合わせください。
「完了」をクリックして設定完了です。