Outlookでは、保存されているデータを書き出すエクスポート機能を利用することで、個人用フォルダーファイル(*.pst)の内容をバックアップできます。
個人用フォルダーファイルとは、Outlookで作成された受信トレイ、送信トレイ、送信済みアイテム、削除済みアイテム、予定表、連絡先、タスクなどのフォルダーを含むファイルです。
Outlookの個人用フォルダーのバックアップがあれば、万一のときにデータを元に戻すことができます。
次の手順で操作してください。
以下はoutlook2013の操作手順ですが、outlook2016も手順は同様です。
「ファイル」をクリックします。
「開く/エクスポート」をクリックし、「インポート/エクスポート」をクリックします。
[インポート/エクスポートウィザード]が表示されます。
「ファイルにエクスポート」をクリックし、「次へ」をクリックします。[ファイルのエクスポート]が表示されます。
「Outlookデータファイル(.pst)」をクリックし、「次へ」をクリックします。[Outlookデータファイルのエクスポート]が表示されます。
「エクスポートするフォルダー」欄から個人用フォルダーをクリックし、「サブフォルダーを含む」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。[エクスポートファイル名]欄の「参照」をクリックします。
[Outlookデータファイルを開く]が表示されます。
バックアップデータの保存先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。
※ 初期設定では、「マイドキュメント」の「Outlookファイル」フォルダー内に、「backup」というファイル名で保存されます。[エクスポートファイル名]欄に、手順7で設定したデータ保存先とファイル名が表示されていることを確認し、「完了」をクリックします。
[Outlookデータファイルの作成]が表示されます。
バックアップファイルにパスワードを設定する場合は、任意のパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
パスワードを設定する必要がない場合は、何も入力せずに「OK」をクリックします。
以上で操作完了です。
手順7で指定した保存先に、バックアップファイルが保存されていることを確認してください。