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wordpress6.3
このページはWordPressご利用の方が対象です

このページは、2023年08月10日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。

このページに掲載している
WordPressのバージョン:
WordPress6.3

2023年8月8日wordpress6.3が正式リリースされました。

現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress6.3への更新が可能となります。

なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress6.3にアップデートされている場合もございます。

 

wordpress6.3について

詳しい情報は WordPress 6.3 リリースノートをご覧ください。

リリースされたばかりですので、詳しい検証は未だ行っておりませんが、Wordpress6.3では特に次の機能が追加されています。

 

LCPの向上

LCP(読込み速度スコア)でより良いスコアを獲得できるように改良されている様です。

Gutenbergプラグインのアップデート

ブロックエディタのプラグインである、Gutenbergプラグインが16.1にアップデートされました。これによりUIが若干変更されています。公開ページの表示ボタンが追加されるなど。

他、新しいブロックや既存ブロックに新しい機能が追加されています。

 

画像のアスペクト比を設定できる様に

特に気になる機能追加としては、画像のアスペクト比を設定するオプションが追加された事です。これにより、画像のサイズと比率を制御するためのオプションが増えました

 

 

 

アップデートしても問題ないか?

 

メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い

WordPressには、メジャーアップデートとマイナーアップデートの2つがあり、3ケタのバージョン番号で分類されます。

メジャーアップデートとマイナーアップデート

 

5.9→6.0 の様に小数点が1つ目の次の数字が上がる場合はメジャーアップデートに分類されます。

メジャーアップデートでは、新機能の追加、大規模な改修、プログラム変更が行われWordPressのコアな部分の改修される為、利用しているテーマやプラグインが対応しなくなり、体裁崩れや動作不良を起こす事があります。

従って、アップデートはプラグインを含めたWordpress全体のバックアップとデータベースのバックアップを行った上でのアップデートする事をお勧めします。

また特に緊急性の高い脆弱性の修正が含まれていない場合は、数週間待ってからアップデートするのが良いかもしれません。

 

6.1→6.1.1 の様に小数点が2つ目の次の数字が上がる場合はマイナーアップデートに分類されます。

このアップデートはセキュリティ脆弱性対応や、バグ・プログラムの細かな不具合の修正の為、なるべく早くアップデートする事をお勧めします。

 

 

6.3へのアップデート

上記の通り今回の6.3のリリースはメジャーアップデートとなります。従って、マイナーアップデートよりも慎重に行う必要がございます。

また、リリースされたばかりの為、十分な検証を行った訳ではございませんが、テストサイトを6.3へアップデートしたところ、特に不具合は発見していません。

Welcartをご利用のお客様

welcart利用サイトでもアップデートを行いましたが、簡単に調査した感じでは問題無い様に思われます。但し、通常サイトよりも不具合が出る可能性が高い為、welcart公式からの検証報告がされるまで、、なるべくアップデートをお控えいただく事をお勧め致します。もし、アップデートされる場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。

 

 

既に開発着手しているウェブサイトについて

既に開発着手しているウェブサイトは、6.3の検証が十分ではございませんので6.2での納品となります。希望されても一旦納品後に改めて、以下「納品後のアップデートについて」の対応となります。予めご了承ください。

 

納品後のアップデートについて

「納品後の各種修正対応について」に記載の通り、メジャーアップデートに伴う不具合については無償対応範囲ではございません。

但し、納品から3か月以内の申し出に限り、その不具合は軽微な場合(1人日以内で修正が可能な場合)は、無償で修正対応致します。

尚、不具合の検証及び発見は、保守サービスを利用されていない場合、お客様自身で行ってください。

また、その場合にはWordpressのアップデートを行っていただく必要がございますが、このアップデート作業については、以下の取り決めとなります。

 

テストサイトがあるお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)

先ずテストサイトのアップデート作業をお客様自身で行ってください。テストサイトで動作検証し問題がなければ、本番サイト側もアップデートしてください。

本番サイト側アップデートの際にご心配な場合で、は、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップを1回に限り無償でバックアップ作業致しますので、お申しつけください。

もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1致します。その後、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。

 

テストサイトがないお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)

テストサイトが無いお客様の場合は、当社の開発用のテストサーバーにおいて動作検証する事が可能です。ご依頼いただれけば納品時のテストサイトのWordpressをアップデート致します。(追加費用は掛かりません)

お客様で動作検証し問題なければ、その旨お知らせいただき、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。

もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1した上で本番サイトのWordpressのアップデートを行います。

 

※1 納品後にお客様サイドで修正した箇所・導入したプラグインの不具合は対応対象外となりますのでご了承ください。

 

納品後3か月以上のお客様

テストサイトがある場合は、テストサイトでアップデートし、動作検証してから本番サイトのサイトのデータ及びDBデータをバックアップしてから、本番サイトのアップデートする事をお勧めします。

以下「アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから」をご覧ください。

これらの一連の作業は、お客様自身で行ってください。

有償となりますが、アップデート検証及びアップデート作業を弊社が代行する事も出来ますので、ご相談ください。

 

保守サービスをご利用のお客様

保守サービスをご利用のお客様は、保守サービスルール設定シートに取り決めの通りです。

 

今後、開発着手するウェブサイトについて

今後開発着手するウェブサイトは、WordPress6.3を元に開発致します。

 

 

アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから

wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。

 

WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。

WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。

 

データベースのバックアップ

WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。

WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)

 

※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。

 

 

テストサイトでの検証

wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。

 

wordpress ~5系をご利用中のお客様

利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。

検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。

 

 

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WordPressのバージョン:
WordPress6.2

2023年3月28日wordpress6.2が正式リリースされました。

現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress6.2への更新が可能となります。

なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress6.2にアップデートされている場合もございます。

 

wordpress6.2について

292以上の機能拡張と394のバグフィックスが含まれています。

詳しい情報は WordPress 6.2 リリースノートをご覧ください。

リリースされたばかりですので、詳しい検証は未だ行っておりませんが、Wordpress6.2では特に次の機能が追加されています。

 

集中執筆モードが追加

集中執筆モードにすると、サイドバーやツールバーが閉じて記事編集がしやすくなったそうです。wordpress6.2で実際集中モードにしてみましたが、必要なツールバーが全て隠れてしまい公開ボタンなども消えてしまう為、少々戸惑いました。

画面の上部にマウスポインタを移動すると、公開ボタンや設定ボタンが表示されますが、慣れていないと少々使い辛いという感想です。

インサーターエリアにメディアのタブが追加

ブロック、再利用ブロックなどの並びに、メディアが追加されアップロードしている画像の一覧が表示するので、画像をより探しやすくなりました。

 

スタイルのコピーができるように

選択したブロックのスタイルのコピーができるようになり、同じスタイルのブロックを作成しやすくなりました。

 

 

 

アップデートしても問題ないか?

 

メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い

WordPressには、メジャーアップデートとマイナーアップデートの2つがあり、3ケタのバージョン番号で分類されます。

メジャーアップデートとマイナーアップデート

 

5.9→6.0 の様に小数点が1つ目の次の数字が上がる場合はメジャーアップデートに分類されます。

メジャーアップデートでは、新機能の追加、大規模な改修、プログラム変更が行われWordPressのコアな部分の改修される為、利用しているテーマやプラグインが対応しなくなり、体裁崩れや動作不良を起こす事があります。

従って、アップデートはプラグインを含めたWordpress全体のバックアップとデータベースのバックアップを行った上でのアップデートする事をお勧めします。

また特に緊急性の高い脆弱性の修正が含まれていない場合は、数週間待ってからアップデートするのが良いかもしれません。

 

6.1→6.1.1 の様に小数点が2つ目の次の数字が上がる場合はマイナーアップデートに分類されます。

このアップデートはセキュリティ脆弱性対応や、バグ・プログラムの細かな不具合の修正の為、なるべく早くアップデートする事をお勧めします。

 

 

6.2へのアップデート

上記の通り今回の6.2のリリースはメジャーアップデートとなります。従って、マイナーアップデートよりも慎重に行う必要がございます。

また、リリースされたばかりの為、十分な検証を行った訳ではございませんが、テストサイトを6.2へアップデートしたところ、特に不具合は発見していません。

Welcartをご利用のお客様

welcart利用サイトでもアップデートを行いましたが、簡単に調査した感じでは問題無い様に思われます。但し、通常サイトよりも不具合が出る可能性が高い為、welcart公式からの検証報告がされるまで、、なるべくアップデートをお控えいただく事をお勧め致します。もし、アップデートされる場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。

 

 

既に開発着手しているウェブサイトについて

既に開発着手しているウェブサイトは、6.2の検証が十分ではございませんので6.1での納品となります。希望されても一旦納品後に改めて、以下「納品後のアップデートについて」の対応となります。予めご了承ください。

 

納品後のアップデートについて

「納品後の各種修正対応について」に記載の通り、メジャーアップデートに伴う不具合については無償対応範囲ではございません。

但し、納品から3か月以内の申し出に限り、その不具合は軽微な場合(1人日以内で修正が可能な場合)は、無償で修正対応致します。

尚、不具合の検証及び発見は、保守サービスを利用されていない場合、お客様自身で行ってください。

また、その場合にはWordpressのアップデートを行っていただく必要がございますが、このアップデート作業については、以下の取り決めとなります。

 

テストサイトがあるお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)

先ずテストサイトのアップデート作業をお客様自身で行ってください。テストサイトで動作検証し問題がなければ、本番サイト側もアップデートしてください。

本番サイト側アップデートの際にご心配な場合で、は、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップを1回に限り無償でバックアップ作業致しますので、お申しつけください。

もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1致します。その後、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。

 

テストサイトがないお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)

テストサイトが無いお客様の場合は、当社の開発用のテストサーバーにおいて動作検証する事が可能です。ご依頼いただれけば納品時のテストサイトのWordpressをアップデート致します。(追加費用は掛かりません)

お客様で動作検証し問題なければ、その旨お知らせいただき、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。

もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1した上で本番サイトのWordpressのアップデートを行います。

 

※1 納品後にお客様サイドで修正した箇所・導入したプラグインの不具合は対応対象外となりますのでご了承ください。

 

納品後3か月以上のお客様

テストサイトがある場合は、テストサイトでアップデートし、動作検証してから本番サイトのサイトのデータ及びDBデータをバックアップしてから、本番サイトのアップデートする事をお勧めします。

以下「アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから」をご覧ください。

これらの一連の作業は、お客様自身で行ってください。

有償となりますが、アップデート検証及びアップデート作業を弊社が代行する事も出来ますので、ご相談ください。

 

保守サービスをご利用のお客様

保守サービスをご利用のお客様は、保守サービスルール設定シートに取り決めの通りです。

 

今後、開発着手するウェブサイトについて

今後開発着手するウェブサイトは、WordPress6.2を元に開発致します。

 

 

アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから

wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。

 

WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。

WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。

 

データベースのバックアップ

WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。

WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)

 

※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。

 

 

テストサイトでの検証

wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。

 

wordpress ~5系をご利用中のお客様

利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。

検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。

 

 

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welcart

弊社で保守契約をご利用いただいていないWelcart利用サイトの場合(開発中、納品後3か月以内のお客様を除く)は、基本的にお客様ご自身でアップデートしていただく事になります。

Welcart利用サイトに限らず、Wordpressを利用したサイトはWordpress本体及び利用プラグインを常に最新の状態にしておく事を推奨いたします。

 

Welcart本体のアップデート

現在Welcart本体のアップデートでは無く、初期設定で自動更新が有効化されています。(無効化する事はできません)

 

Welcart専用プラグインのアップデート

welcart専用のプラグインは、FQDN(Welcart稼働サイトのドメイン)を限定している為、登録されているFQDNが一致しないとアップデート出来ない様になっています。

このFQDNは、お客様の本番環境を登録しています。

 

ウェブサイトのFQDNが変更となる場合

サイトの移設、ショップサイトの独立など等でFQDNが変更となる場合でも、変更が可能です。当社がその作業を行う場合は、FQDNの登録変更※も合わせて行います。

※弊社で制作したサイトで、プラグイン自体の購入も当社を通した場合に限ります。

他社に依頼する場合は、登録変更を行いますので新しいFQDNをお知らせください。(料金はかかりません)

※登録変更権限を委譲する事はできません。

 

テストサイトのWelcart専用プラグインのアップデート

上記の通り、welcart専用のプラグインは、FQDNを限定している為、テストサイトのFQDNではアップデートが出来ません。

本番環境のWelcart専用プラグインをアップデート前に検証したい場合は、一時的に登録FQDNを、テストサイトのFQDNへ変更(料金はかかりません)しますので、当社までごお申しつけください。

尚、テストサイトのFQDNへ変更してから24時間以内は再度本番サイトのFQDNへ戻す事が出来ません。従って、本番環境のアップデートは24時間後以降にお願いいたします。

 

それ以外のプラグイン

それ以外のプラグインは通常のWordpressプラグインと同様の方法でアップデートしてください。

WordPressプラグインのアップデート手順

 

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Wordpress PHP アイキャッチ
このページはWordPressご利用の方が対象です

このページは、2023年04月03日に作成したページです。
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WordPressバージョンとPHPバージョンの関係

リリースされるWordpressは、現在ご利用中のサーバーにインストールされているPHPが古いバージョンの場合、インストールできない場合があります。

現在利用中のサーバーにインストールされたPHPで、アップグレードできるWordpressバージョンは、WordPressバージョンとPHPバージョンの対応表をご確認ください。

 

リリースされているWordpressが動作するPHPバージョンではない場合

現在利用中のサーバーにインストールされているPHPが古い場合は、以下の様がメッセージが表示されてWordpressがアップデートできません。

その場合は、どのような対応をすべきか説明します。

更新しようとするWordpressは、利用中のPHPでは動作しないという表示
動作するPHPバージョンではない場合

 

推奨する対応

脆弱性が発覚していないWordpressバージョンをご利用するには緊急性はありませんが、いずれにせよこのメッセージが出ている場合、その状態でWordpressを使い続ける事は危険です。

この状態ですと、プラグインをアップデート出来ない(アップデート出来ても不具合が発生する可能性が高い)のでなるべく早めに対処する必要があります。

 

上位VerのPHPへ切り替えが可能な場合

サーバーによっては、使用できるPHPバージョンが選択できる機能がございます。

一番新しいPHPバージョンに切替をする事をお勧め致します。

例えば当社がお勧めしているXサーバーでは、FQDN毎に、PHPバージョンの切替が出来ます。

上位VerのPHPへ切り替えができない場合

利用中のサーバー事業者にPHPバージョンのアップグレードが出来ないかご相談ください。

アップグレードが出来ない場合は、別のサーバーへの乗り換えをご検討ください。

当社にご相談いただければ、最新のPHPバージョンに切替が可能で、お客様のウェブサイトに最適なサーバーをご提案致します。

 

 

 

 

推奨するPHPバージョンではない場合

最新のWordPressが動作しても、PHPが推奨バージョンよりも低い場合は、次の様に表示されます。

推奨するPHPバージョンではない場合

 

推奨バージョンよりも低いPHPバージョンであった場合でも、動作バージョンのWordPressはインストールできます。

但し、そのWordPressに合わせてアップグレードされた一部のプラグインが動作しない事がございます。

また、近い将来リリースされるWordPressバージョンで動作対象から外れる事が予測できますので、緊急ではありませんが最新のPHPバージョンへの切替(切替不可の場合は、サーバー乗り換え)を計画してください。

 

 

 

PHPバージョンアップで想定される不具合

WordPressは、PHPのバージョンとWordpressバージョン、プラグインバージョン、テーマファイルの4つの要素が密接に関係してきます。

例えばPHPバージョンアップでWodpress自体は対応しないという事はありませんが、利用しているプラグインが対応していない場合もあります。また、テーマファイルが対応しておらず修正が必要となる場合がございます。

 

 

 

あまりにも古いウェブサイトは、リニューアルを考える時

wordpress自体もPHPも古いバージョンのまま利用している場合は、ウェブサイトのリニューアルをお考えください。wordpress、PHP、プラグイン全てを新しくしてもWordpressに登録されている記事や固定ページ、それを出力する為のテーマファイルが対応しておらず各所に不具合が出る可能性が高いです。

リニューアルを考えた方が良いWordpressサイト

現在リリースされているWordpressの前世代の初期バージョンや前世代より前のバージョンは、リニューアルを考えた方が良いと思われます。

 

例えば現在リリースされているバージョンが6.5の場合、5.3以上は大丈夫です。5.0~5.2はそろそろリニューアルを考える時期でしょう。
4系以下はリニューアル必須と思われます。

 

PHPバージョンの先頭の番号が変わると不具合が出る可能性が大きい

PHPに限らずWordpressも、プラグインも、その他のプログラム言語・ソフトウェアなどもメジャーバージョンアップとマイナーバージョンアップという概念があります。何がメジャーで何がマイナーかはそのプログラム言語・ソフトウェアによって異なります。例えば、Wordpressの場合は、6.2~6.3の様なドット区切りの1番目・2番目が上がる場合は、メジャーバージョンアップで6.2.1~6.2.2のドット区切りの3番目の数字が上がる場合をマイナーバージョンアップと言います。対してPHPは数字の一個目の変更がメジャーバージョンアップ、2個目がマイナーバージョンアップ、3個目はセキュリティバージョンアップとされています。PHPのメジャーバージョンアップでは、新機能の追加や処理速度の向上など機能自体に大幅な変更されます。PHPのメジャーバージョンアップはある程度異なるバージョンとの互換性も考慮されていますが、機能向上やセキュリティ面での向上を目的に命令の削除や仕様が変更される事が多く、旧バージョンで開発したPHPアプリケーションが正常に動作しないことがあります。

WordPressもプラグインもPHPを使ったPHPアプリケーションであり、その出力処理を指定しているテーマファイルもPHPで組まれています。その為、PHPのメジャーバージョンアップをすると、ウェブサイトの色々な部分でPHPエラーが出てしまい全く機能しない部分や、不具合が発生してしまう場合があります。

 

当社では、この様にPHPのメジャーバージョンアップをテストサイト上で検証し、動作検証と不具合の解消を行うサービスを行っていますので、ぜひご利用ください。

 

WordPressバージョンとPHPバージョンの対応表

 

WordPress
バージョン
動作する
PHPバージョン
推奨される
PHPバージョン
WordPress
リリース日
4.0 5.2.4 ~ 5.6 5.6以上 2014年9月4日
4.4~4.6 5.2.4 ~ 7.0 5.6以上 4.4 - 2015年12月8日
4.5 - 2016年4月12日
4.6 - 2016年8月16日
4.7 ~ 4.8 5.2.4 ~ 7.1 7.0以上 4.7 - 2016年12月6日
4.8 - 2017年6月8日
4.9.0~4.9.4 5.2.4 ~ 7.2 7.0以上 4.9 - 2017年11月15日
4.9.5 ~ 4.9.x 5.2.4 ~ 7.2 7.2以上 4.9.5 - 2018年4月3日
5.0 ~ 5.1 5.2.4 ~ 7.3 7.3以上 5.0 - 2018年12月6日
5.1 - 2019年2月21日
5.2 5.6.2 ~ 7.3 7.3以上 5.2 - 2019年3月7日
5.3 ~ 5.4 5.6.2 ~ 7.3 7.3以上 5.3 - 2019年11月12日
5.4 - 2020年3月31日
5.5 5.6.2 ~ 7.4 7.4以上 5.5 - 2020年8月11日
5.6 5.6.2 ~ 8.0 7.4以上 5.6 - 2020年12月8日
5.7 ~ 5.8 5.6.2 ~ 8.0 7.4以上 5.7 - 2021年3月9日
5.8 - 2021年7月20日
5.9 5.6.2 ~ 8.1 7.4以上 5.9 - 2020年12月8日
6.0 ~ 6.2 5.6.2 ~ 8.1 7.4以上 6.0 - 2022年5月24日
6.1 - 2022年11月1日
6.2 - 2023年3月29日
6.3 7.0 ~ 8.2 7.4以上 2023年8月29日
6.4 ~ 6.5 7.0 ~ 8.3 7.4以上 6.4 - 2023年11月7日
6.5 - 2024年3月26日
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WordPressのバージョン:
WordPress5.7.2

WordPressのプラグインアップデートがあると、Wordpress管理画面の左メニューに次の様に表示されます。

Wordpressプラグインアップデート通知

 

弊社で保守契約をご利用いただいていないWordpress利用サイトの場合(開発中、納品後3か月以内のお客様を除く)は、基本的にお客様ご自身でアップデートしていただく事になります。

 

先ずはデータベースをバックアップ

プラグインをアップデートする前に、データベースのバックアップをしてください。

データベースバックアップは、以下の方法でバックアップします。

phpMyAdminでデータベースをバックアップ

 

もし、しばらくバックアップを行っていない場合は、データベースに加えて、それ以外のデータのバックアップもお勧めします。

バックアップするデータはこちらをご覧ください。

 

テストサイトが用意されている場合は、テストサイトで検証する

テストサイトを用意しているお客様は、テストサイトの環境を納品時にお知らせしています。

※利用サーバーの事情などにより、テストサイトを用意していない場合もございます。不明な場合は、お問合せください。

 

テストサイトがある場合は、こちらの方法で先ずはテストサイトでアップデートしてから問題が無い事を確認してください。

アップデートが無事完了したらテストサイトにアクセスして

  • 表示に問題が無いか?体裁崩れが起きていないか?
  • 表示されていない部分が無いか?
  • 記事などの新規登録・更新が正常か?
  • PHPエラーが出てないか?

などの確認を行ってください。

 

テストサイトのプラグインをアップデートした事で、不具合が発生した場合は

本番サイトのアップデートを保留にして、当社にご相談ください。

WordPressアップデートで不具合が発生した場合の対応について詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

プラグインアップデート手順

もしWordpress本体アップデートの通知が表示されている場合は、プラグインを更新する前にWordPress本体をアップデートしてください。

 

  1. プラグイン一覧へ移動

    左メニューから「プラグイン」⇒「インストール済プラグイン」をクリックしてプラグイン一覧を表示します。

    Wordpressプラグイン一覧を表示

     

  2. 更新をクリック

    更新があるプラグインは、以下の様に表示されます。

    Wordpressプラグイン更新をクリック

    「更新」をクリックします。

     

  3. 更新の開始

    更新が開始されると「更新中」と表示されます。

    Wordpressプラグイン更新中
  4. 更新完了

    問題なく更新が完了すると、次の様に表示されます。

    Wordpressプラグイン更新完了

     

    尚、この後更新されたプラグインによっては、Wordpressのデータベース更新を促す通知や、設定を促す通知が表示される事がありますが、画面の指示に従って操作してください。

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WordPressのバージョン:
WordPress5.7.2

WordPressのアップデートがあると、Wordpress管理画面のホーム画面に次の様に表示されます。

Wordpressのアップデート通知

 

弊社で保守契約をご利用いただいていないWordpress利用サイトの場合(開発中、納品後3か月以内のお客様を除く)は、基本的にお客様ご自身でアップデートしていただく事になります。

ここでは、Wordpress5.7.2から5.8を例に、アップデートする手順を説明します。

 

先ずはデータベースをバックアップ

WordPressをアップデートする前に、必ずデータベースのバックアップをしてください。

データベースバックアップは、以下の方法でバックアップします。

phpMyAdminでデータベースをバックアップ

 

もし、しばらくバックアップを行っていない場合は、データベースに加えて、それ以外のデータのバックアップもお勧めします。

バックアップするデータはこちらをご覧ください。

 

テストサイトが用意されている場合は、テストサイトで検証する

テストサイトを用意しているお客様は、テストサイトの環境を納品時にお知らせしています。

※利用サーバーの事情などにより、テストサイトを用意していない場合もございます。不明な場合は、お問合せください。

 

テストサイトがある場合は、こちらの方法で先ずはテストサイトでアップデートしてから問題が無い事を確認してください。

アップデートが無事完了したらテストサイトにアクセスして

  • 表示に問題が無いか?体裁崩れが起きていないか?
  • 表示されていない部分が無いか?
  • 記事などの新規登録・更新が正常か?
  • PHPエラーが出てないか?

などの確認を行ってください。

 

テストサイトのWordpressをアップデートした事で、不具合が発生した場合は

本番サイトのアップデートを保留にして、当社にご相談ください。

WordPressアップデートで不具合が発生した場合の対応について詳しくはこちらをご覧ください。

 

特定バージョン以上のWordPressにアップグレードできない場合があります

ご利用中のサーバーにインストールされたPHPが古い為、特定バージョン以上のWordPressにアップグレードできない場合があります。

詳しくはこちらをご覧ください。 

 

問題なければアップデート

  1. 更新画面へ移動

    通知の「「今すぐ更新してください」」をクリックしてください。

    Wordpressのアップデート通知

     

  2. 今すぐ更新をクリック

    「今すぐ更新」をクリックしてください。

    Wordpress今すぐ更新

     

  3. 更新の開始

    更新が開始されると次の様なメッセージが表示されます。

    この後、その経過が自動表示されてゆきます。

    Wordpress更新の開始

     

    次の様な画面が表示されたら
    Wordpress更新FTP情報

    サーバーによっては、次の様に画面が出る事がございます。

    これは、Wordpress事態によるサーバー内のファイル書き換えが許可されていない事が原因です。

    この場合は、Wordpressの手動更新でアップデートしてください。

     

  4. データベースの更新が表示されたら

    アップデータによっては、データベースの更新の画面が表示される事がございます。
    全ての更新で出るとは限りません。

    その場合は、指示に従ってデータベース更新を行ってください。

    Wordpressデータベースの更新

     

    なお、稀にデータベースの更新が失敗する事がございます。その場合は、一旦Wordpressのアップデートを停止して当社までご相談ください。

     

  5. 更新完了

    問題なく更新が完了すると、新しいバージョンのWordpres案内画面が表示されます。

    Wordpress更新完了

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MovableTypeのバージョン:
MovableType4.0.x以降

「Movable Type」の XMLRPC API における OS コマンド・インジェクションの脆弱性が発見されました。

XMLRPC API には、OS コマンド・インジェクションの脆弱性が存在し遠隔の第三者によって、任意の OS コマンドを実行される可能性があります。

悪質な攻撃が観測されており、見知らぬ PHP ファイルなどを設置されたり .htaccess を書き換えられてサイトの閲覧に影響が出るなどの被害が確認されています。

「Movable Type」の XMLRPC API における OS コマンド・インジェクションの脆弱性について(JVN#41119755)

 

XMLRPC APIとは

XMLRPCとは、簡単に言うとXML形式のデータをHTTP通信でやり取りをする為のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス ※)です。

※アプリケーション、ソフトウェアとプログラムを繋ぐ仕組み

Movable TypeのXML-RPC APIについて詳しくは、こちらをご覧ください。

対象となるMovableType

Movable Type 4.0 以上(Advanced、Premium も含む)が対象

 

 

MovableTypeバージョン毎の対策

MovableType7系ご利用の方

DBやコンテンツのバックアップを取った上で、Movable Type 7 r.5003にアップデートしてください。

MovableType6.5.x以降ご利用の方

DBやコンテンツのバックアップを取った上で、Movable Type 6.8.3 にアップデートしてください。

MovableType4以降~MovableType6.3.x以前ご利用の方

既にサポート終了しているバージョンの為、MovableTypeからアップデート版のリリースはありません。
次の方法で脆弱性の影響を回避、軽減することができるので対応を行なってください。

  1. mt-xmlrpc.cgi への外部からのアクセス制限を行う、IPアドレスでの制限や BASIC 認証などのアクセス制限を行う
  2. CGI/FCGI として利用している場合には mt-xmlrpc.cgi を削除する、もしくは実行できないようにする
  3. PSGI で実行している場合、Movable Type 6.2 以降と Movable Type Premium では、設定ファイル mt-config.cgi に RestrictedPSGIApp xmlrpc を設定する
  4. PSGI で実行している場合、Movable Type 6.1 以前では、設定ファイル mt-config.cgi に XMLRPCScript [ランダムで充分に長い文字列] を設定する

対策作業について

ご利用中のMovableTypeバージョンに該当する対策を実施してください。

 

保守契約をご利用のお客様または納品後3か月以内のお客様

 

ご利用中のMovableTypeが7又は6.5.x以降の場合

当社でアップデート作業を行います。(追加費用なし)

 

ご利用中のMovableTypeが6.3.x以前の場合

暫定処置として、アップデートがすぐに行えない場合の対処方法を当社で行います。(追加費用なし)

最新版のMovableTypeにアップデートする場合

保守契約をご利用のお客様でも最新版MovableTypeのアップデートを行いたい場合は、別途費用となります。

ライセンス費用+アップデート費用の他、アップデートにより不具合が発生した場合は、その修正費用が必要となります。

 

納品後3か月以上のお客様で保守契約をご利用されていないお客様

ご利用中のMovableTypeに応じた対策をお客様で行ってください。

当社が代行して行う事も出来ますが、別途費用が必要となります。
※費用はお客様毎によって異なりますので、見積依頼をしてください。

 

不正アクセス・不正改ざんされてしまった場合

もし不正アクセス・不正改ざんされてしまった場合の対処方法はこちらをご覧ください。

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