以下の手順は、2022年6月時点のOutlookの手順です。
Outlookのバージョンによって、設定手順が異なる場合がございますが、設定する項目に変わりはありませんので、この手順を参考に設定してください。
この設定手順は、Windows10、11 + OutLook2016、2019、2021 共通の設定手順です。
Office365利用の場合も同様です。
Outlookを起動してください。
「ファイル」をクリックします。
「アカウント設定」→「プロファイルの管理(O)」をクリックします。
「電子メールアカウント」をクリックします。
[名前]欄から変更したいメールアドレスを選択して「変更」をクリックします。以降は、設定変更したい項目によって異なります。
ここから先は、設定したい項目に応じて操作してください。
サーバー名、ユーザー名、パスワードの変更する
設定後「次へ」をクリックします。送信サーバーのログイン情報や、ポート番号、認証設定を変更する場合は、⑤「詳細設定」をクリックします。
サーバー情報 ① 受信メール サーバー 通常は指定されたサーバーの受信メールサーバー名を指定します。
サーバー移転時は、受信メールサーバーのIPアドレスを指定します。
当社サービスの場合は、mail.ドメイン名または pop.ドメイン名② 送信メール サーバー 通常は指定されたサーバーの送信メールサーバー名を指定します。
サーバー移転時は、送信メールサーバーのIPアドレスを指定します。
当社サービスの場合は、mail.ドメイン名または smtp.ドメイン名③ アカウント名 サーバー会社から指定されたメールアカウントのユーザー名を入力します。
当社サービスの場合は、設定するメールアドレス
※但し、CentOS6、7サーバでは指定したユーザー名④ パスワード サーバー会社から指定されたパスワードを入力します。
当社サービスの場合は、xlsファイル等のデジタルファイルで送付しています。
※共用サーバー通常プランは、管理画面で設定したパスワード
パスワードは手入力だと誤りやすいので、コピー&ペーストで入力することをお勧めいたします。パスワードを保存 チェックを入れます。 チェックを入れないと送受信の度にパスワード入力を求められます。 SPAに対応 通称はチェックしません。ほとんどのサーバー・プロバイダでは対応していないので、チェックを入れると送受信ができないことが多いです。 受信・送信サーバーの
ログインユーザー・パスワードの設定を変更する手順6で⑤「詳細設定」をクリックしたら「送信サーバー」のタブをクリックします。
受信・送信サーバーのログインユーザー・パスワードの設定を変更して、「OK」をクリックします。
受信サーバーと送信サーバーのユーザー名、パスワードが同じ場合
次の様に「受信メールサーバー と同じ設定を使用する」を選択します。
当社サービスの場合は、ユーザー名・パスワード共に同じです。
送信サーバーのユーザー名、パスワードが受信サーバーの設定とは異なる場合
①「次のアカウントとパスワードでログオンする」を選択して②アカウント名、③パスワードを設定します。
POP before SMTPを利用する場合
「メールを送信する前に受信サーバーにログオンする」を選択します。
尚、多くのサーバーでPOP before SMTPは廃止されました。当社サービスでも使用していません。
POP before SMTP」認証は、迷惑メール対策やなりすましによるメール不正送信を防止する目的で、一度メール受信サーバ(POPサーバ)に接続しユーザ認証を行った後に、メール送信サーバ(SMTPサーバ)に接続してメールを送信する仕組みですが、現在はより安全な「SMTP認証」方式が広く使われるようになりました。当社サービスにおけるサーバーにおいてもSMTP認証となります。
受信・送信サーバーのポート番号、認証方式を変更する
手順6で⑤「詳細設定」をクリックしたら「詳細設定」のタブをクリックします。
①~③を変更したら「OK」をクリックします。
サーバーのポート番号 ① 受信メール サーバーのポート番号 SSL/TLSを使用しない場合は「110」、使用する場合は「995」を設定します。
当社サービスの場合は、通常プランが「110」、それ以外でOSがCentOS6、7の場合は「110」、RockyLinux8、AlmaLinux8の場合は「995」です。このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要 SSL/TLSを使用する場合は、チェックします。
当社サービスの場合は、通常プランが「チェック外す」、それ以外でOSがCentOS6、7の場合は「チェック外す」、RockyLinux8、AlmaLinux8の場合は「チェック」します。② 送信メール サーバーのポート番号 使用する暗号化接続が「なし」「STARTTLS」の場合
通常は「25」、プロバイダがOPB25を実施している場合は「587」を指定します。
主要プロバイダのほとんどはOPB25対策で25番ポートをブロックしてしまうので、587で設定して問題ないでしょう。
使用する暗号化接続が「SSL/TLS」の場合
「465」 を指定します。
当社サービスの場合は、共用サーバーは「25」又は587、専用サーバー、VPS、クラウドの場合はSSL証明書の有無・ドメインによって異なります。③ 使用する暗号化接続の種類 サーバーによって指定された暗号化接続の種類を選択します。
当社サービスの場合は、共用サーバー通常プランは、「なし」、マネージドプランは「STARTTLS」専用サーバー、VPS、クラウドの場合はSSL証明書の有無・ドメインによって「STARTTLS」「SSL/TLS」どちらかになります。それぞれ設定変更したら「次へ」をクリックします。
自動的に設定のテストがはじまります。
次のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
この時、何度も同じメッセージが表示されていまう場合は、設定が誤っている可能性があります。「いいえ」をクリックするとエラーが表示されますので、その画面を閉じて手順6~11の設定に誤りが無いか確認してください。
受信・送信共に「完了」となったら「閉じる」をクリックします。
「すべて完了しました」と表示されたら設定完了です。「完了」クリックして『アカウントの変更』を閉じます。
メールアカウント追加設定がうまくいかない場合は
ご利用中のメールアカウントの設定がうまくいかない場合は、先ずこちらをご覧ください。
上記ページに記載されている内容を見直しても解決しない場合は、当社までお問合せください。
尚、ご利用中のサーバータイプや、保守サービス、ご利用サービスによってサポート対応が異なります。詳しくは、以下をご覧ください。