クレジットカード決済のオプション

決済サービスを選ぶ
クレジットカード アイキャッチ

このページは、2023年08月21日に作成したページです。
このページに掲載している仕様・機能・操作手順は、現在リリースされているバージョンと異なる場合がございます。

 

このページでは、クレジットカード決済で利用できる代表的なオプションについて説明します。

どのオプションが利用できるか?は、契約する決済代行会社によって異なります。また、契約する決済代行会社独自のオプションについては、ご契約又はご契約検討中する決済代行会社へお問合せください。

尚、以下は弊社がお勧めしているECシステムWelcartを使って、こちらもオススメの決済代行会社ソニーペイメント及びゼウスSBペイメントサービスで実際に利用できるオプションです。それ以外の決済代行会社は、同じ機能だが名称が異なる場合や、その決済代行会社独自のオプションという場合がございます。

 

契約内容によっては申請が必要

以下に記載されているオプションは、決済代行会社との契約内容によって利用の可否が分かれます。自社サイトで利用したいオプションが利用できるか否かは、ご契約又はご契約検討中する決済代行会社へお問合せください。

 

 

WelcartやEC-Cubeを利用するお客様

WelcartやEC-Cubeの様な汎用ECシステムでは、どのオプションも利用できるという訳ではありません。

各決済代行会社や決済サービス用にモジュールやプラグインが用意されているのが前提で、そのECシステムで使えるオプションは限定されます。

当社でそのECサイトを制作中または制作済の方に限り、ご契約又はご契約検討中の決済代行会社・利用したいオプションをお知らせいただければ、お調べ致します。

それ以外の場合は、お客様ご自身でご契約又はご契約検討中の決済代行会社にお問合せください。

 

 

 

3Dセキュア

3Dセキュアとは

インターネット上で行うクレジットカード決済を、より安全に行うための本人認証サービスです。3Dセキュアを導入していないクレジットカード決済は、カード番号と有効期限、カードに記載されている所有者の名前という、そのカードを持っていれば(そのカードに記載されている情報さえ分かれば)決済が可能です。その為、クレジットカードが不正利用される可能性が高いというリスクがあります。

対して3Dセキュアを導入すると従来の情報に加えて予め登録されているID・パスワードの入力を求めるなど本人認証を厳格化してカードの不正利用のリスクを軽減させます。

 

 

3Dセキュアの対応状況(welcartの場合)
決済会社選択肢
ソニーペイメントの場合EMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0)に対応
ゼウスの場合EMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0)に対応
SBペイメントサービスの場合EMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0)に対応 ※但しリンク型のみ

 

3Dセキュアを利用できるブランド

少なくともVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4ブランドでは利用できます。

 

認証方法

3Dセキュアは、その本人認証の認証方法が利用しているバージョンによって異なります。どのバージョンが利用可能かは、利用する決済代行会社によって異なります。

3Dセキュア1.0

注文完了画面に遷移する前に、そのクレジットカードの画面にリンク(又はポップアップ表示)して、そのクレジットカードの所有者がカード会社に予め登録してあるID・パスワードの入力を求めます。入力しなかった場合や、IDやパスワードが登録されているものと一致しない場合は、決済NGとなり注文エラーの画面に遷移します。この様に途中で離脱したり、設定していたIDやパスワードが手元にない場合は、カゴ落ちとなってしまうデメリットがあります。

3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)

そのカードの利用履歴や決済を行っているデバイス、購入商品の配送先などの情報が分析されて不正利用のリスクが高いと判定された場合にのみ、IDやパスワードを入力する「リスクベース認証」が行われます。

疑いのない場合は、IDやパスワードを入力する画面は表示されず決済できるのでカゴ落ちリスクも最低限です。

3Dセキュアを利用しない場合のリスク

決済代行会社によっては、3Dセキュアを利用している場合は、不正利用されても店舗に補填を求めない事を明記してある場合があります。その場合、3Dセキュアを利用しない場合の不正利用についてはチャージバックが求められます。

3Dセキュア1.0を利用している場合

3Dセキュア1.0には、認証済の不正取引のチャージバックをクレジットカード会社が補償する「ライアビリティシフト」という制度がありました。しかし、複数の国際ブランドが2022年10月までにこの補償制度を終了すると発表しました。その為、この制度の補填を受けるには3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)を導入している事が条件となります。

3Dセキュアを導入する場合のデメリット

カゴ落ちされやすい

3Dセキュア1.0の場合は、ID・パスワードの入力を求められるのでIDやパスワードが手元にない理由で途中離脱しカゴ落ちとなります。3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)の場合も、IDやパスワード入力が求められる事がある、一旦カード会社の認証ページに遷移する(遷移した先で認証までに時間がかかる場合がある)などの理由で3Dセキュア1.0よりは可能性は低いものの、やはり途中離脱しカゴ落ちしてしまう場合があります。

別途費用や別途申請が必要な場合がある

利用する決済サービスにょっては、別途申請が必要だったり、オプション利用の初期費用や月額費用等が必要な場合があります。また、ショップから決済システムへ送信する情報が指定されて、その為のシッョプ側の修正が必要となる場合がございます。

 

 

 

セキュリティコード

カードの裏面に記載されている3ケタのコード入力を必須にするか否かの選択です。

セキュリティコードを必須にしないと、カード番号、有効期限だけで購入できてしまう為、不正利用のリスクが大幅に上がります。上記の3Dセキュアも利用せずこの設定をして不正利用されてしまった場合、チャージバックが求められます。

ブラウザに決済情報を保存して利用している場合、このセキュリティコードのみ入力が求められる場合がございますので、この入力のタイミング(カードを探すタイミング)でカゴ落ちしてしまう可能性はございます。

 

セキュリティコード選択の有無(welcartの場合)
決済会社選択肢
ソニーペイメントの場合入力欄の表示・非表示を選択できる
ゼウスの場合入力欄の表示・非表示を選択できる
SBペイメントサービスの場合セキュリティコード入力は必須

 

 

 

 

支払い回数の選択

分割払いを有効にするか否かを選択できる場合があります。また利用している決済システムや契約内容によっては、一括のみなど決められた回数のみ対応している場合もあります。

購入者が分割払いにした場合、2回払いまでなら購入者に対する手数料は無料です。3回払いやリボ払いにした場合は、購入者に対して手数料が請求されます。

購入者が分割払いにしても、ショップ側には手数料は請求されません。また、分割払い完了後に入金されるという事もありません。(但し、契約約款で必ず確認してください。)

分割払いの回数やリボ払い、ボーナス払いなどの設定は、決済代行会社では無く各カード会社の設定の為、利用されるカードによって異なります。

 

各社の支払い回数設定(welcartの場合)
決済会社選択肢
ソニーペイメントの場合一括払い / 分割払いを有効 / 分割払いとボーナス払いを有効
ゼウスの場合一括払い / 分割払いに対応(更に選択 ボーナス一括に対応・2回払いに対応)
SBペイメントサービスの場合Welcartでは一括払いのみ対応

 

 

 

 

2回目以降のクレジットカードを情報入力を省く

この機能は、会員登録機能を利用しているショップのみ利用が可能です。

この機能は、初回に会員登録してクレジットカード決済で購入した会員の方が、2度目以降にその会員IDで購入した際に、カード番号の入力無に決済が完了できる機能です。クレジットカード情報は、ショップ側には保存されておらず、ショップ側から送信した会員番号と紐づけして決済代行会社側で保存されている為、ショップ側でのカード情報流出のリスクもありません

継続課金や定期購入利用の場合は、クイック決済を有効にしなければならない場合が多いです。

 

※ ショップ側に登録してある決済用の接続情報と会員情報が流出してしまうと、その会員番号などの情報から不正利用されるリスクがあるので、ショップの管理画面の不正ログイン対策を出来る限り厳重に行ってください。

この機能のカード登録の選択

決済会社によって異なりますが、全ての利用者をカード登録するか、購入者に選択させるか選べます。

 

各社での機能の有無と機能名(welcartの場合)
決済会社有無と機能名
ソニーペイメントの場合利用可能。クイック決済
ゼウスの場合利用可能。QuickCharge
SBペイメントサービスの場合「クレジットカード情報お預かりサービス」申込で利用可能。クレジットカード情報保存

 

 

 

売上計上方法の選択

決済時の売上として計上をいつにするか?の選択が出来る場合がございます。

例えば購入者が注文した商品が、受注してからメーカーに発注する場合、購入者の元に届くまでの間一定の期間が必要となります。その場合、即決済(売上計上)してしまうと商品が届く前に決済されてしまうという場合がございます。もしメーカーに在庫が無い場合や、廃盤で商品が届けられない場合や、購入者が待てない事を理由にキャンセルした場合、決済されてしまっていると返金手続きをしなければなりません。

これを防ぐ為に、注文時は与信のみ行い売上計上は後で手動で行う方法注文時に与信と売上計上を同時に行う方法を選べます。

「与信のみ行い売上計上は後で手動で行う方法」の場合は、発送時などに手動で売上計上処理を行う必要があり、これを怠るとカード会社からの入金がされません。また、その期間(売上計上処理を行える期間)が決済代行会社によって定められているのでご注意ください。

※期間を過ぎると既に発送していても、売上計上できなくなります。

 

ソニーペイメントの場合
売上計上方法機能の名称
与信のみ行い売上計上は後与信
注文時に与信と売上計上を同時に行う方法与信売上計上

 

 

ゼウスの場合
売上計上方法機能の名称
与信のみ行い売上計上は後仮売上決済
注文時に与信と売上計上を同時に行う方法即時決済

 

 

SBペイメントサービスの場合
売上計上方法機能の名称
与信のみ行い売上計上は後指定売上(仮売上)
注文時に与信と売上計上を同時に行う方法自動売上(実売上)
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