オンライン決済とは
オンライン決済は、インターネット上での決済手段の事を言います。ECサイトで商品を購入した際の決済手段として店舗側・購入者側両社にとってスムーズな取引ができるので、昨今のECサイトでは使えるのが当然と思われるほど普及している決済手段です。ECモール「Qoo10」を運営するeBay Japanが2019年9月に発表した「ネットショッピングに関する調査」において、ECサイトを選ぶ基準の第1位は、当然ながら「価格の安さ」ですが2位に「決済の手軽さ・簡単さ」という結果でした。つまり、手軽では無い決済(銀行振込など)は逆に敬遠されてカゴ落ちの原因となるかもしれません。特にECサイトの中には詐欺目的のサイトも存在するので、いくら安くても余程、知名度のある店舗以外では購入者は疑って目で見ています。そこでオンライン決済が利用できないサイト=信用できないウェブサイトと言う目で見られても不思議ではありません。
また、同調査において第3位は「配達の速さ」です。唯でさえ2024年問題で即日配達の難易度が上がっているのに、購入→入金待ち→入金→入金確認という決済確認のせいでスムーズな発送手続きが出来ない銀行振込と、購入者に手数料負担のかかる上に利用できる配送会社の選択肢が少ない代金引換だけでは、競合がある商品の販売やサービスの提供する店舗には不利となります。
オンライン決済の種類
代表的なオンライン決済はクレジットカードやデビットカードですが、昨今は様々な決済手段が利用できます。購入者に取っては、その手段は多い程良いでしょう。
利用できるクレジットカードや、決済手段は決済サービス(決済代行会社)によって異なるので、その点も考慮して決済サービスを選びましょう。
決済サービス(決済代行会社)とは
VISAやMASTER、AMEX、JCBなどカード会社や他の決済機関は、それぞれの機関でその契約内容や決済システムが異なります。この全てと契約していたらとても大変な労力ですし、それぞれ決済システムに合わせた仕組みを開発しなくてはならないので、莫大な開発費用が掛かります。これを始めたばかりのネットショップでも手軽にオンライン決済を導入できる様にしているのが決済サービス(決済代行会社)です。各決済機関との契約や情報のやり取りは、決済代行会社が行います。ショップは決済代行会社と契約して、その会社にだけ合わせた仕組みを用意するだけです。
また、WelcartやEC CUBEには、予め決済代行会社との連携が出来る為のモジュールが用意されており、仕組みを用意する必要が無くオンライン決済を利用する事が可能です。また、決済代行会社を利用する事でカード情報を自社で持つ必要が無い為、ショップからカード情報か流出する事もありません。
決済サービスの利用は、審査があります
個人がクレジットカードを契約する時に審査がある様に、決済代行会社との契約にも審査があります。これは、決済代行会社が用意した決済システムを悪用されない様にする為です。従って、目的の決済代行会社を必ず利用できるという訳ではありません。最初に申込した決済代行会社の審査に通らなかった事を考えた開店準備をしましょう。高校受験の様に滑り止め対策が必要です。当社でECサイトを制作ご依頼いただいたお客様には、この目的の決済代行会社の審査に通らなかった場合の次のご提案を致しますので、お気軽にご相談ください。
尚、条件の良い決済代行会社ほど審査は厳しく、特に開業したばかりの会社や特定の業種は審査に通らないというケースが多い傾向にあります。従って、個人のクレジットカード契約と違い審査NG=信用が低いという訳では無いので、ご安心ください。
決済サービス契約後の決済関係の修正対応は、
納品後(公開後)1年以内なら追加費用なし※1で対応します。
決済代行会社によってその仕様や利用できる決済手段・機能が異なる関係で、利用する決済代行会社が決定する前に、オンライン決済に関する設定やページの作成が出来ません。その為、これらの修正作業は決済代行会社との契約後となります。契約後の流れについて詳しくは以下をご覧ください。
決済代行会社の中には、申し込みの条件に既にウェブサイトがオープンしている事が条件でそのサイトの内容審査対象とします。(開発中でも契約申込できる場合もありますが、代わりの書類を提出する必要がある様です。)
その関係で契約までの機関は、銀行振込と代金引換(但しこちらも配送会社との契約が必要)での開店をしていただきます。上記の通り、決済代行会社との契約には審査があり、導入できる決済サービスが決定するまでの期間が読めません。ウェブサイトをその決済代行会社に合わせた改修が必要となりますので、開店=納品の状態にはなりますが、決済関係の修正対応に関しましては通常の納品サポート期限を過ぎた後でも1年間を上限として対応致します。
※1 利用する決済サービスを利用できる為にする為の設定及び、最低限のページ修正以外は、ご依頼時に取り決めした範囲の修正対応となります。利用マニュアルなど新たなページ制作は追加費用となりますので、予めご了承ください。
※2 但し、制作費用のご請求は、この決済サービス契約後のウェブサイトの修正対応を待たずに進めさせていただきますので、予めご了承ください。
決済サービスの利用
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決済契約後のウェブサイトの修正
決済サービス契約後、実際にオンライン決済が利用できる様になるまで
決済代行会社との契約が完了すると、その決済代行会社から送付された設定情報を元に、ECシステムの設定を行い、且つ特定商取引法に基づく表記ページの修正他、必要なぺージの修正や用意を行います。
お客様のウェブサイトでオンライン決済が利用できる様になるまでの具体的な流れを説明します。 -
決済契約後のウェブサイトの修正
オンライン決済導入後に修正・新規作成するページ
オンライン決済を導入したら、ECシステムの設定の他ウェブサイト上の各ページを修正する必要がございます。
このページでは、どのページをどう修正するのか(どんな原稿を用意するのか)を説明します。 -
決済契約後のウェブサイトの修正
非通過型決済における決済情報入力画面のデザイン調整
契約した決済代行会社の決済方式に非通過型決済(トークン決済)が利用できる場合は、ある程度ウェブサイトに合わせたデザインで表示する事が出来ます。またこのデザイン調整は決済会社契約後の修正において追加費用無で修正対応致します。ただし、この場合は既存のページのデザインを踏襲した形でのデザインとなります。 -
決済サービスを選ぶ
決済方式(決済する画面)の種類
決済代行会社を利用すると、お客様のECサイトでオンライン決済を利用する事が出来ますが、支払い方法選択~クレジットカード番号の入力(クレジット決済の場合)~注文完了までの画面遷移や手続き方法が決済代行会社によって異なります。
このページでは、どんな決済方式があって、各決済方式でどんな特徴があるのか説明します。 -
決済サービスを選ぶ
クレジットカード決済のオプション
このページでは、クレジットカード決済で利用できる代表的なオプションについて説明します。
どのオプションが利用できるか?は、契約する決済代行会社によって異なります。また、契約する決済代行会社独自のオプションについては、ご契約又はご契約検討中する決済代行会社へお問合せください。 -
決済サービスを選ぶ
オンライン決済の種類と契約する決済代行会社を選ぶ基準
オンライン決済には、クレジットカード決済が一般的ですが、昨今は様々な決済手段がございます。どの決済手段が利用できるか?は、契約する決済代行会社によって異なります。また、契約する決済代行会社によってその手数料等が異なります。このページでは、オンライン決済の種類と、契約する決済代行会社を選ぶ基準について説明します。