SEOキーワードの選定

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2021年1月追記

このページは、キーワードの選定について説明したページですが、現在ではGoogleはメタキーワードを順位決定の要素に使用しないとされています。Googleがメタキーワードを評価対象から外したのは、コンテンツとは無関係なキーワードを記述する検索エンジンスパムが横行したのが一つの理由とも言われています。メタキーワードが検索結果に影響を及ぼさないことは、Googleのウェブマスターセントラルブログで明言されています。従って、現在ではキーワード設定は、不要と考えてもよいでしょう。また、ブログ内において「Googleがメタキーワードをまた使う可能性は0ではないが、何年も使用していない以上その可能性は低い」ということも明言されています。

ただし評価基準として利用しないのは、meta情報としての「メタキーワード」であり、ページ内においてキーワードが重要であることに変わりはありません。

つまり、従来の様なメタ情報に狙っているキーワードを書くというSEO対策では無く、対策キーワードを明確化してコンテンツ作成をする事は、今も昔も変わりありません。従って、そういった意味でのキーワード選定は今も重要です。

 


SEO対策において、キーワード選定は重要です。有料のSEO・SEM対策を利用せずお客様ご自身でSEO対策を行っていただく事も出来ます。

特にWordpress、MovableTypeなどのCMS CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、ウェブサイトのコンテンツを構成するテキスト・画像などをHTMLの知識が無くても作成したり更新したりする事が出来るシステムです。CMSはブログやWordを使える程度のPCスキルがあれば、ウェブサイトを更新する事が出来ます。当社では、Wordpress、MovableTypeやPowerCMSの他、お客様のサイトに合わせて開発するフルスクラッチ型CMSなど幅広く対応しております。 を使ってお客様ご自身で追加したページは、お客様自身でSEO対策の設定をする必要がございます。

この時、設定するSEO対策に重要な要素として次の3つの項目となります。

 

  • ページのタイトル(title)
  • ページの概要(META description)
  • ページに関連するキーワード(META keywords)
  • 内部リンク・被リンク

 

この中で、最も重要なのがキーワードです。このキーワードをそのページに適切なものを選定する事で、集客率アップを狙う事が出来ます。

ビックキーワード・スモールキーワード
を理解してください

例えば、東京都杉並区に住んでいる人が熱帯魚の餌を売っているお店を探したい時、Google検索窓には「熱帯魚 餌」や「熱帯魚 餌 販売」や「熱帯魚 餌 東京」と入力するでしょう。このスペースで区切った単語「熱帯魚」・「餌」・「販売」・「東京」がキーワードという事になります。

 

では、熱帯魚店の思惑から考えると「杉並区だけではなく、全国から集客したい」という事で「熱帯魚 餌」の検索で上位検索を狙いたいでしょう。しかし、このキーワードでの上位表示は、絶対に無理という訳ではありませんが、かなりの難易度となります。

 

何故かというと、誰もが想像しやすいキーワード→検索回数が多い→競合するサイトが多い→順位が上げづらい、という事になります。つまりこれが、ビックキーワードになります。

 

対して、「熱帯魚 餌 コリドラス 杉並区」という様に、より具体的なキーワードをスモールキーワードと言います。より目的を絞っている為に、検索ユーザー数は少ない分、順位が上げやすいキーワードです。

ビックキーワードとスモールキーワードの比較
ビックキーワード
  1. 検索回数が多い分、上位表示で多大な集客効果が期待できる
  2. 競合サイトが多く、順位を上げづらい
  3. キーワードに明確なニーズをもっていない為、サイト側の掲載情報とユーザー側の目的がマッチしておらず、直帰率が高くなる
キーワードの例
  • 熱帯魚 餌
  • 戸建販売
  • 中古車
スモールキーワード
  1. 検索回数が少ないので、集客効果が低い
  2. 競合が少ないので、順位が上げやすい
  3. キーワードに明確なニーズをもっている為、サイト側の掲載情報とユーザー側の目的がマッチして直帰率の減少、離脱率の減少、コンバーション率アップが期待できる。
キーワードの例
  • 熱帯魚 餌 コリドラス 杉並区
  • 戸建販売 中古 南向き 練馬区
  • 中古車 トヨタ ミニバン 車検有

 

 

ニッチを狙って!!

SEO・SEMは潤沢な予算を掛ければ、ビックキーワードでも上位表示は難しくありません。

但し、それほどの予算を掛けられるお客様は一握りですし、費用対効果が無ければ予算を掛けても意味がありません。

当社が先ずお客様にご提案しているのは、「メジャーではなく、ニッチ(隙間)を狙ってください」という事。つまりビックキーワードを狙うのではなく、スモールキーワードを狙ってキーワード選定する事をお勧めしています。

より正確なキーワード選定をするには

より正確なキーワードを選定するには、キーワードのニーズを調べるのが良いでしょう。

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナーとは、アドワーズ(Adwords)で広告を出す際のキーワード候補やキーワードの検索数(検索ボリューム)、競合の強さ、広告単価などを調査できるGoogleの無料ツールです。

但し、実際に広告を出稿(広告掲載)していないアカウントでは曖昧な検索ボリューム(検索キーワードのボリューム)が表示されます。

キーワードプランナーへ

Googleアカウントの登録、利用手続きが必要です。

 

 

Googleサジェストを使う

この機能は、お客様も体験していると思いますが、サジェストとは予測変換の事です。検索窓にキーワードを入力した時に、そのキーワードと関連性の高いキーワードが自動的に表示されます。このサジェスト機能で表示されるキーワードを「サジェストキーワード」と言います。

Googleオートコンプリート

Googleのサジェスト機能は、「Googleオートコンプリート」と言います。Googleオートコンプリートの特徴は、検索ユーザーがキーワードを入力中でも、そのキーワード候補を表示します。

このGoogleオートコンプリートに表示されるキーワードは、より検索ニーズが高いものが表示されていますので、キーワード選定に使用できます。

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