昨年(2020年)10月、googleアナリティクスの新バージョン googleアナリティクス4(GA4)がリリースされました。当社のお客様でも、ウェブサイトを制作した際には、ほぼ9割のお客様にgoogleアナリティクスを導入してご利用いただいています。
GA4は、GA3と比べて、その仕様や機能、レポート画面のレイアウトなどが刷新された為、はじめてGA4を利用するお客様、ディレクター様は困惑されるかと思います。
従って、このgoogleアナリティクスのバージョンアップについて、その影響や変更点をお知らせいたします。
GA4に変わったことで受ける影響
GA3(従来のバージョン)をご利用のお客様
GA4がリリースされたと言っても、GA3が即座に使用できなくなるということではございません。GA3の仕様や機能、レポート画面で従来通り利用できます。その為、従来のお客様はGA4がリリースされたことをは気づかないままご利用されていると思われます。
長期的にみると、GA3は廃止され全てのgoogleアナリティクスを利用したウェブサイトは、GA4に移行せざる追えなくなると思われます。
今後制作するサイト(リニューアルサイト)
今後当社にご依頼いただくサイト制作では、すべてGA4対応にいたします。
GA4がリリースされた現在でも、あえてGA3を使うことは可能でございます。ご希望の場合は、GA3を指定してください。
但し、今後GA3は廃止され全てのgoogleアナリティクスを利用したウェブサイトは、GA4に移行せざる追えなくなると思われますので、GA4での運用をお勧め致します。
GA3(従来のバージョン)からGA4に変更したいお客様
現在GA3を使用していて、GA4に変更したいお客様は、ウェブサイトに設定しているトラッキングコードを変更する必要があり、ウェブサイト保守サービスをご利用いただいていない場合は、作業費用が必要となります。
GA3との変更点
プライバシー問題に対応
Web+アプリの統合データの解析が可能に
機械学習を導入
Googleアナリティクスでは、コンバージョンの設定をする機能がありますが、その判断基準は、「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数」「イベント」「スマートゴール」から選びます。例えば、多くのECサイトの場合の最終的な成果は「商品の購入」です。従って、この場合は「商品の購入完了ページ」を「到達ページ」に設定する事で、コンバージョンが計測できます。
コンバーションの設定は、「公開したウェブサイトが何を目的にしているのか?」によって異なりますので、ウェブサイトの目的を明確にしてコンバージョンを設定しましょう。
後のユーザーの行動予測が出来る様になりました。具体的には以下の通りです。
Googleアナリティクスでは、コンバージョンの設定をする機能がありますが、その判断基準は、「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数」「イベント」「スマートゴール」から選びます。例えば、多くのECサイトの場合の最終的な成果は「商品の購入」です。従って、この場合は「商品の購入完了ページ」を「到達ページ」に設定する事で、コンバージョンが計測できます。
コンバーションの設定は、「公開したウェブサイトが何を目的にしているのか?」によって異なりますので、ウェブサイトの目的を明確にしてコンバージョンを設定しましょう。
する確率を予測するカスタマージャーニーの特定に役立つ様に設計
BigQueryを活用できる環境
結局何が違うのか?
上記の内容は、専門のマーケティング担当者じゃない限り、あまり理解できないor理解する必要が無い情報かと思います。
よりウェブサイトを活用するには、必要ではございますが日常業務の傍らでウェブサイトの運用を行っている方には、あまり関係はなく、せめてサイトの集客同行を常に把握しておくことが限界かと思います。
そんなウェブサイト担当者に取って何が変わったのか?と言うと以下の通りです。
使い勝手が変わった。今までホームに表示されていた情報が刷新された
計測の方法がページ単位からユーザー単位へ
従来は、ページ単位でセッションで計測していたものが、GA4ではユーザー単位のイベントで計測する様になりました。
イベントとは、ユーザーが取った行動の事でサイトに訪問した、ページを表示した、スクロールした、クリックした~というサイト訪問から離脱までに、取る一連の行動の事です。
今までは、セッション中にヒットタイプの異なる「ページビュー」や「イベント」がそれぞれレポートに表示されている仕組みでした。
GA4からは、このユーザーの取る行動をエンゲージメントという新たな計測要素として追加しています。
引き続きセッションの概念は存在していますが、ヒットタイプは「イベント」に統一され、イベントに紐づく「パラメータ」やユーザー単位で計測する「ユーザープロパティ」が各計測の軸になります。
つまり従来は、ページ単位での解析結果がメインだったものが、ユーザーの行動に軸を置いた解析がメインとなりました。
GA3のホーム画面
従来は、ユーザーのほか、セッション数、直帰率のグラフがまず表示されていました。つまりページ単位のセッション情報を軸に計測しています
GA4のホーム画面
対してGA4のホーム画面では、ユーザー・平均エンゲージメント・合計収益がまず表示されます。
エンゲージメントが追加された
イベントの作成が簡単になった
ビューが廃止された

このページはGoogle アナリティクスご利用の方が対象です
このページは、2021年01月16日に作成したページです。
このページに掲載しているGoogle アナリティクスの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのGoogle アナリティクスと異なる場合がございます。
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Google アナリティクスのバージョン: - Google アナリティクスGA4
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