古いPHPバージョンでは、いずれ最新のWordpressやプラグインが利用できなくなります。
WordPressや、WPプラグインはPHPというプログラム言語を利用しています。
PHPは定期的にアップデートされ各バージョンには、サポート期間が設定されています。
サポート期間が終了したPHPバージョンは、セキュリティアップデートが終了するので脆弱性のリスクに晒されます。
PHPバージョンアップに合わせてWordpressや、WPプラグインも新しいPHPバージョンに合わせたアップデートが行われ、古いPHPバージョンは利用できなくなって行きます。
古いバージョンのPHPで運用しているWordpressサイトはWordPressやプラグインが対応しなくなる為、WordPressやプラグインが更新が出来なくなります。従って、現在のWordpressサイトをリニューアルせずに運用するには、どこかのタイミングで新しいPHPバージョンに切り替える必要がございます。
しかし、新しいPHPバージョンに切り替えた時WordPressサイトの方がそのPHPバージョンに対応していない部分がある場合がございます。
WordPressを使って、お客様独自の機能やデザインを施したウェブサイトを構築する為に、テーマファイルというデータを制作しますが、これもまたPHPで開発しています。従って、テーマファイルも切替したPHPバージョンに合わせて修正する必要がある場合がございます。
また、WPプラグインの中にはプラグイン提供元の更新がストップしてしまい新しいPHPバージョンに対応していないという事もあります。この場合は、そのプラグインの機能を諦めるか、代替策を施す必要があります。
予算などの都合上で、どちらも難しい場合はWordpressや、WPプラグインをアップデートしないで利用し続ける事になりますが、ウェブサイトは脆弱性に晒される事になります。また、サーバー側も古いPHPは利用できなくなる(提供を停止する)為、いつかはウェブサイトが正常な状態で表示されなくなります。
現在のWordpressサイトを新しいバージョンのPHPへ変更した場合の影響や古いPHPでWordpressを運用し続けるリスクについて詳しくは以下をご覧ください。
この様に、Wordpressサイトはどこかのタイミングで新しいバージョンのPHPへ切り替えて、切り替えたことで出現する不具合を解消してサイトを延命する必要がございます。
PHPのバージョンアップで発生する不具合
関数や構文の非推奨・削除
PHPの新しいバージョンでは、古い関数や構文が 非推奨になったり削除されることがあります。
この場合次の様な現象が発生する事があります。
- サイトの一部が表示されない
- サイトにエラーが表示される
- プラグインやテーマの機能が動かなくなる
- データベース接続が失敗する
型やエラー処理の仕様変更
PHPのバージョンが上がると、型のチェックやエラーの厳格さが変わる場合があります。
この場合次の様な現象が発生する事があります。
- 正常に動作していたコードがエラーを出す
- サイトの表示崩れやフォーム送信が失敗する
プラグインやテーマの互換性が合わない
WordPressやCMS、その他ライブラリは、特定のPHPバージョンで動作確認されています。
PHPのメジャーアップデートでバージョンが変わると、互換性のないプラグインやテーマがエラーを起こす可能性があります。
この場合次の様な現象が発生する事があります。
- 管理画面が開かない
- そのプラグインが処理する部分が表示しない、または表示崩れが発生
- そのプラグインやテーマが提供する機能が一部使えない
セキュリティ・拡張モジュールの影響
PHPのバージョンアップでは一部拡張モジュールが削除・非推奨になることがあります。
この場合次の様な現象が発生する事があります。
- 暗号化やメール送信、画像処理などの機能が動かない
動作環境依存の不具合
サーバーの OS や Webサーバーの設定、MySQL(データベース)バージョンとの組み合わせで、PHPアップデート後に予期せぬ動作不具合が発生することがあります。
この場合次の様な現象が発生する事があります。
- サイト表示が真っ白になる
- エラー表示が出る
WordPressサイトのPHPバージョンアップに伴う動作検証
ご依頼いただいたお客様には、次の作業を実施します。
1.作業前のバックアップ
作業開始の前に、次のデータをバックアップします。
- 本番環境のWordpressデータ全て※
- テストサイトのテーマファイル
- DBデータ(本番・テストサイト両方)
※ テーマファイルだけでなく、プラグインも含めた全てのデータをバックアップします。
バックアップしたデータは、弊社のローカル環境及びサーバーの別の場所(ドキュメントルートより上の階層)にZIPファイルで保存します。
2.テストサイトが無い場合はテストサイトを用意
テストサイトが無い場合は、テストサイトを用意します。
本番環境のPHPバージョンアップをした際に、未発見の不具合が出ない様にする為です。
テストサイト環境は、なるべく同じサーバー環境に用意します。これはPHPの設定や利用できるモジュール、許可されているウェブサーバーの設定がサーバーによって異なる為、なるべく本番環境のPHPを最新バージョンに切り替えた際に、再び不具合が発生するのを防ぐ目的です。
その他、テストサイトについてはこちらをご覧ください。
3.本番環境をテストサイトに同期
作業時点での本番環境をテストサイトに同期します。
本番環境のPHPバージョンアップをした際に、未発見の不具合が出ない様にする為です。
またテストサイトは、必ずアクセス制限を設定します。
その他、万が一にも検索登録されない様にnoindexの設定、All in one SEOを無効化します。
4.Wordpressとプラグインは全て最新に
WordPress本体や有効化されているプラグインに、更新通知が出ているにもかかわらずアップデートされていない場合は、まずPHPを最新バージョンに切り替えたうえで、WordPress本体・プラグインを更新してから動作検証を行います。
この手順は、次の事を目的としています。
- 利用中のプラグインが最新のPHPバージョンに対応しているかを確認するため
- プラグインを最新化し、ウェブサイトの脆弱性を軽減して安全性を高めるため
- サイトの安定稼働期間(寿命)を延ばすため
5.テストサイトのPHPを最新verに切り替えて動作検証
6.検証結果の報告
動作検証の結果を報告します。
検証の結果、不具合があった箇所はその対応策をご提案します。
詳しくはこちらをご覧ください。
不具合が無い場合や、無視できる程度の不具合(お客様判断)の場合は、再度DBのバックアップを取得した上で本番サイト側のPHPを最新のバージョンに切替、Wordpressやプラグインも最新のものにアップデートします。
ウェブサイト保守サービスご利用の場合
保守サービスをご利用の場合は、心配する必要はありません。弊社がWordPressやプラグインに加えて、PHPも利用中のバージョンのサポート期限が切れる前に、切替します。切り替えたことで出現する不具合についても全てではございませんが、保守費用内で不具合解消します。
保守サービスをご利用されていないお客様にも、安心して新しいバージョンのPHPへ切り替えを行う事が出来るPHPバージョンアップサービスをご用意しています。
このサービスをご利用できるWordpressサイト
弊社で制作したサイト
弊社で制作したサイトは、全てのサイトでご利用が可能です。
他社で制作したサイト
他社で制作したサイトも基本的には対応致しますが、Wordpress管理画面へのログイン情報、FTP接続の情報をお知らせいただいた上で事前調査が必要となります。調査の結果、可否をお知らせいたします。
※調査費用はかかりません。
ご利用中のサーバーについて
このサービスは、新しいバージョンのPHPがインストールされている又はインストールすることが出来るサーバーをご利用中であることが前提です。古いOSや古いバージョンのデータベースを利用している場合は、新しいバージョンのPHPをインストールすることが出来ない(出来ても不具合が発生する可能性が高い)為、PHPバージョンアップよりも前に新しいバージョンのOSがインストールされたサーバーへのサーバーリプレイスしてからになります。
※なお、弊社はUNIX系OSが専門です。Windows系OSをご利用の場合は、お断りするか別業者を相談致します。
同じサーバーで別サイトを運用している場合はご注意
同じサーバーで別サイトを運用している場合、PHPのバージョン切替を行うとそのWebサイトにも影響が出る場合がございます。
多くの共用サーバーでは、ドメイン単位でしかPHPのバージョン切替が出来ません。例えば、www.sample.comの為にバージョン切替したら、xxx.sample.com も切替られてしまいます。
従って、対象サイトのPHPバージョンをアップデートするには、別サイトも検証対象とするか、そのサイトを別サーバーに移転するかの選択が必要となります。
切替するPHPバージョン
切替するPHPバージョンは、共用サーバーの場合はそのサーバーで提供されている最新のバージョンに切替します。
専用・VPS・クラウドの場合
専用・VPS・クラウドの様な、root権限付サーバーは、お客様とご相談の上、決定致します。
root権限付サーバーはインストールされているOSがバックサポートしているPHPバージョンを利用することが望ましいのですが、OSバージョンによって古いバージョンのPHPとなることがございます。例えば、RockyLinux8.3ではPHP7.4が標準でインストールされておりバックサポートも2029年までと長く設定されていますが、7.4を使い続けるとWordpress側が対応しなくなります。その場合は、REMIリポジトリから取得できるPHPバージョンの中から、最新のものをインストールします。但し、REMIリポジトリから取得したものは、サポート期間が短い為、その後も定期的にバージョンアップが必要になります。
この様に、お客様によって事情が異なるので、どのバージョンのPHPが良いのか総合的に判断した上で、弊社からご提案いたします。
料金について
サイトの規模、利用中のプラグイン、その他提供中の機能によって、作業量が異なる為、ご利用するウェブサイトによって異なります。事前にお見積り提出致します。
作業期間について
こちらもサイトの規模、利用中のプラグイン、その他提供中の機能によって、作業量が異なる為、ご利用するウェブサイトによって異なります。お見積りと一緒に報告します。
テストサイトの用意について
PHPアップデートの動作検証は、必ずテストサイトで行います。
もしテストサイトが無い場合は、新たにテストサイトを用意します。本番環境での動作検証は、公開中コンテンツに不具合が発生しウェブサイトに不利益を発生させる恐れがある為、特別な事情がある場合を除き、検証を実施する事が出来ません。
既にテストサイトがある場合
既にテストサイトがある場合でも、本番環境と完全同期してから作業を行います。(テストサイト側が更新されていないことが多く、不具合を見逃さないため)
その関係で、管理画面へのログイン情報が本番用と同一になってしまいますのでご了承ください。
また購入情報や会員情報等の個人情報は、テストサイト側での個人情報流出を防ぐ目的に、同期直後全ての個人情報を削除させていただきますので、ご了承ください。
PHPの切替がドメイン毎の共用サーバーの場合
当社がお勧めしているXサーバーでは、PHPバージョンの切替がドメイン毎で行う仕様で、本番用ドメインのサブドメインを使ってPHPアップデートの動作検証が出来ません。
その為、テストサイト用に新たにドメイン取得をお願いする事になります。
幸いXサーバーでは、ドメインの永年無料特典※があり、既に本番用ドメインで利用していても、、.blog / .online / .site のドメインに限り2つ目の取得を無料という特典もございます。
※ 2025年夏時点の情報です。Xサーバーの事情で特典廃止される場合もございます。また、特典利用には条件がございます。詳しくはXサーバーの公式サイトをご覧ください。
ドメイン取得が難しい場合は、当社所有のテスト用ドメインを割り当てる事も可能です。
ドメイン毎でPHPの切替が出来ない共用サーバーの場合
PHPバージョンの切替が、契約単位の場合は当社で用意するテストサーバーを利用します。
但し、本番環境切替の際に多少の不具合が発生する可能性がございます。もし切替後のチェックで不具合が出た場合は、一旦切替を保留にして、その後の対応を協議させていただきます。
※ このケースの場合、切替前には必ずバックアップを取得してから行いますので、不具合発生の場合は元に戻した状態にします。
そもそもPHPバージョンが切替できない共用サーバーの場合
共用サーバーには、PHPバージョンが切り替えられない場合もございます。この様な共用サーバーは、多くの場合は同サービス間でのサーバーリプレイス(同じサービスで新しいソフトウェア環境の整ったサーバーへの引越し)が出来ると思われます。
同一サービス間で、引越しする場合はリプレイスの前に弊社テストサーバーで動作検証を行ってから、リプレイスします。
またこれを機会に、別のサーバーへのサーバーリプレイスもご検討ください。引越し先が、Xサーバーの場合は、リプレイス料金の割引サービス※のご用意がございます。
※ 但し、当社がお知らせするURLからの契約申込が必要です。
管理者権限付のLinuxサーバーを利用している場合
クラウド、VPS等管理者権限付(root権限付)のサーバーを利用している場合は、共用サーバーと比べ柔軟な対応が出来ますが、その管理を別の業者様に委託されている場合は、先ずはその業者様にご相談ください。
テスト環境の準備までを、その業者様に行っていただき、動作検証作業以降を当社が担当する方法でも構いません。
また一時的に管理者権限を付与していただける場合は、サーバーの設定作業も含めて当社が一括で行う事も可能です。
テストサイトで動作検証
テストサイト側で実際にPHPを切替して動作検証を行います。動作検証は以下の各項目でこのサービスの検証レベルは簡易検査となります。
この検査は、PHPをアップデートしても緊急に修正すべき不具合が発生していない状態で公開できるレベルの検査です。
つまり、考えられる限りの動作をチェックしている訳では無く、日常的に運用するレベルの動作のみチェックしています。
普段利用していない設定や使い方まで詳細にチェックしている訳ではございませんので、100%不具合が無いという事ではありません。予めご了承ください。
より詳細に動作確認を希望される場合は、作業オプションの詳細検査をご指定ください。また、脆弱性の検査を行っている訳ではございません。希望の場合は、別途脆弱性検査をご依頼ください。当社提携の脆弱性診断事業者をご紹介いたします。
フロント側の目視確認
公開側(フロント側)ページの表示確認を行います。PHPをアップデートした場合でよく発生するのは、こちらで説明している通り、エラー表示や一部機能が動作しない事による非表示、表示崩れです。
従って、その影響はそのほとんどが公開側(フロント側)ページに表れます。また、Webサイトに取ってPHPをアップデートによる影響が一番大きいのは、公開側(フロント側)ページの不具合ですので、動作検証では公開側(フロント側)ページの目視確認に重点を置いて確認します。
確認するページ
基本的には、全てのページをチェックします。対象ページは、Wordpressが吐き出しているsitemap.xmlを元にリストを作って、ひとつひとつアクセスして目視確認を行います。但し、膨大なページ数に及ぶ場合は、そのテンプレートを使ったページから数十ページを抜粋するのみとさせていただく場合もございます。
動的コンテンツの動作確認
簡易検査は、特に
- サイト内検索
- 一覧などの絞り込み機能
- 問い合わせフォーム
- ECサイト機能(カートから注文完了)
- 見積算出
PHPをアップデートした事で、これらの処理が一部機能しない事でエラーが発生したり、機能しなかったりする事がありますので、それをチェックします。
確認する動作
訪問者が行う、その機能の一連の動作をチェックします。例えば問い合わせフォームの場合は、問い合わせ入力~送信完了、実際にメールが送信されるか?をチェックします。ECサイトの場合も、適当な商品を選びカードに追加、注文手続き、注文完了までを行い実際に受注管理画面に反映されるまでをチェックします。
その他、必要と思われる機能(投稿機能など)の動作確認
簡易検査では、PHPをアップデートしても緊急に修正すべき不具合が発生していない状態で公開できるレベルの検査ですので、主に公開コンテンツのチェックを行いますが、特に影響が大きいと思われる投稿機能は、当社の判断によりチェックします。
その判断基準は、利用しているプラグインのうち1年以上アップデートされていないものが対象で、そのプラグインがお客様のWebサイトで利用している機能をチェックします。
その他、スクラッチ開発で別途開発したものは、PHPをアップデートで動作しない・不具合が発生する場合が多い為、これもチェックします。
動作検証の報告と本番環境のアップデート
全ての動作検証が完了しましたら、その結果を報告致します。
報告方法は、不具合箇所の報告と対処方法の提案、動作確認リスト(エクセルファイル)の提出を当社オンラインオーダーシステム※で行います。
※ 2025年9月以降 それ以前はメールによる報告
不具合が無い場合や、無視できる程度の不具合(お客様の判断次第)の場合は、改めて本番環境のデータベースを取得した上で本番サイト側のPHPを最新バージョンに切替して、Wordpress及び利用中のプラグインも全て最新の状態にアップデートします。
尚、検証の為に構築したテストサイトは、その後もご利用ください。
日常的なWordpressの更新、プラグインの更新の検証用として役立ててください。また、再びPHPをバージョンアップする際の検証用サイトとしても再度利用できます。その他、投稿の練習や設定変更時の動作確認等、テストサイトは本番サイトの保険として利用できますので、ご活用ください。
動作検証で不具合が発生したら
動作検証の結果、不具合が発生した場合は、その不具合箇所に応じた対応策を提案致します。
不具合解消の為の修正や代替策を提案する場合は、先ずは概算見積(おおよその見積)をお伝えしますので、これらのご提案をお客様サイドでご検討いただき、その後の方針(PHPの切替見送りも含めて)をご検討ください。
方針の検討段階で、不明点やご相談(こんな事が出来ないか?など)がございましたら、都度ご相談にの応じますので、お気軽にご相談ください。
またご検討の結果、修正をご依頼いただく場合、検証費用はサービスとさせていただく場合もございます。
動作検証のフローチャート
動作検証~それ以降の対応は、以下のフローチャートの通りになります。
- 動作検証
-
-
- 不具合なし
- 本番環境も
最新PHPへ切替(当社) - 検証費用を請求
-
- 不具合あり
- 対応策を提案。概算見積提示(当社)
- お客様サイドで方針を検討
-
- 最新PHPへ切替を決定
不具合箇所の修正を依頼 - 修正(当社)
- 再度テストサイトで確認
- 修正箇所を本番化
最新PHPへ切替(当社) - 検証費用+修正料金を請求
場合によっては検証費用はサービス
- 最新PHPへ切替を断念
- 本番サイトはそのまま運用
テストサイトは本番サイトと同じPHPに切替 - 検証費用のみ請求
- 最新PHPへ切替を決定
-
作業オプション
詳細検査
より細かい動作検証を行います。
公開されている全てのページを表示確認し、レスポンシブの場合はPC表示、スマートフォン表示それぞれの表示確認を行います。
また各機能について考えられる全てのパターンを検査します。
検証結果は、行った検査全てをリスト化して提出致します。
免責事項
当社のPHPアップデート検証サービスは、テストサイト上での動作確認を行う簡易的な検査です。検証内容は一部の動作確認に限られるため、全ての不具合や影響を検出できるものではありません。
本サービスの結果に基づき実施されたアップデートや変更により発生した損害については、当社は責任を負いかねます。
WordPressサイトのPHPバージョンアップに伴う動作検証サービスの関連記事
この記事には、以下の関連記事がございます。合わせてご覧ください。
PHPはWordpressを構成する最も重要なプログラム言語です。従って、使用するPHPをバージョンアップしたり、逆にWordpress側をバージョンアップするとWebサイトに不具合が出ることがあります。
理想は、WordPressとインストールされたプラグインを常に最新のバージョンにアップデートして、サポートが有効なPHPバージョンを利用することですが、利用しているサーバーの事情や、お客様のご予算の都合上難しい場合は、以下をお読みいただいた上で運用方針を決定してください。また、各ご事情を考慮した上でお客様に最適な運用方法をご提案(料金はかかりません)することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
また、弊社がお客様に代わってWordpressとインストールされたプラグインを常に最新のバージョンにアップデート→動作確認→不具合が出た場合は修正を定額料金で行うお得な保守サービスもご用意しております。
WordPressが動作するPHPバージョン
WordPressは、どのバージョンのPHPでも動作するという訳ではありません。Wordpressのバージョンによって、対応するPHPバージョンがあります。例えば2023年12月現在で最新のVer6.4のWordpressでは以下の必要条件となります。
| メーラー名 | OS |
|---|---|
| PHP | バージョン7.4以上 |
| MySQL※ | バージョン5.7以上 |
| MariaDB※ | バージョン10.3以上 |
※ データベースのバージョンで、WordpressはMySQLかMariaDB(MySQL互換のDBサーバー)で動作します。
現在のWordpressサイトを新しいバージョンのPHPへ変更した場合の影響
WordPressもPHPも最新の状態で運用することが望ましいのですが、Wordpressサイトで利用するPHPを新しいバージョンのPHPへ変更した場合、サイト自体に不具合が発生する場合がございます。
具体的には以下の様に不具合が発生します。
- サイトのページに英語のエラーメッセージが表示される
- サイトのページが真っ白になってしまう
- WordPress重大なエラーが表示される

- サイトのページに英文でエラーメッセージが表示される・体裁崩れが起きている
- サイトの一部機能が動作しない
- 管理画面でエラー表示が表示される
- 管理画面で一部機能が動作しない
- 特定のプラグインが動作しない
上記の様な現象が発生した場合は、Webサイトを更新する必要がございます。具体的には以下の通りです。
テーマファイルが原因の不具合
テーマファイルとは弊社が制作したお客様のサイトを構成する為のPHPで制作したテンプレートファイルです。PHPで制作している為、新しいバージョンのPHPで動作しない又はエラー表示される場合がございます。
その場合、弊社では以下の対応をいたします。
保守サービスご利用の場合・納品後(新規)6か月以内の場合
多くの不具合は、保守サービス内で対応する為、追加費用などはかかりません。また、納品後6か月以内の場合は保守サービス同様の対応を致します。
サイト更新をご依頼いただいた場合
Webサイトの更新をご依頼いただいたWordpressサイトは、更新の種別によって対応が異なります為、個別にご対応させていただいています。
上記以外のお客様
有償にて動作検証・不具合修正を行っていますので、ご相談ください。
利用しているプラグインが原因の不具合
プラグインはWordpressとは別の開発者がサポートしている関係で、新しいバージョンのPHPでの動作は利用プラグイン次第ということになります。対応されるまでの期間もプラグインによって異なる為、一旦は新しいバージョンのPHPへの変更を保留し、プラグインの更新を待つことをお願いします。
一定期間経過してもプラグイン更新が無い場合
一定期間経過してもプラグイン更新が無い場合は、そのプラグイン開発者がサポートを止めてしまっている可能性がございます。その場合、そのプラグインがWebサイトにとっての重要度が低い場合は、利用の停止をお勧めします。重要度の高いプラグインの場合は、代替策(代替プラグインの利用など)を検討する必要があります。
古いPHPでWordpressを運用している場合
WordPressが対応外としているPHPバージョンの場合、Wordpressのダッシュボード※に以下のメッセージが表示されます。
※ 管理画面左メニューの「ダッシュボード」をクリックすると表示します。ただしサイトによっては、表示しない設定にしてある場合があります。
上記の場合、対応しているPHPのバージョンと利用しているPHPのバージョンが近いので、問題なく動作していますが、あまりにも古いPHPバージョンだと管理画面にアクセスしてもエラー表示が表示されたり、画面が真っ白となったりしてログインすることも出来ない場合があります。
プラグインの場合
プラグインもWordpress同様にPHPで構成されています。プラグインは、Wordpressとは別の開発者がサポートしている為、全てのプラグインが最新のWordpressが推奨するPHPバージョンに対応させているとは限りませんが、更新を頻繁に行っているプラグイン※ならば最新のWordpressに対応する形でアップデートされています。その為、プラグインが動作するPHPバージョンも新しいものに限られる場合がございます。その場合は、プラグイン一覧で以下の様に表示されます。
※ 弊社で制作したサイトは、特別な事情が無い限り更新サポートが頻繁に行われているプラグインを利用することをポリシーとしています。
古いPHPでWordpressを運用し続けるリスク
古いPHPのままWordpressサイトを運用し続ける場合、直ちに影響がある場合ではありませんが、何れは対応しないと以下の様なリスクがあります。
WordPressが更新できない
WordPressがそのPHPに非対応となる為、Wordpressを更新できない状態になります。そうなると、プラグインも更新が出来なくなる(利用しているWordpressバージョンにプラグイン側が対応しなくなる)事になります。
そのままの状態でもサイト運用に問題ないので、即リスクがある訳ではございませんが、もしWordPressや利用しているプラグインに脆弱性が発覚した場合、そのセキュリティリスクに晒される状態になります。
プラグインが更新できない
WordPress同様に、プラグインがそのPHPに対応しなくなる為、プラグインの更新が出来なくなります。プラグイン更新には、脆弱性の対応も含まれるのでやはりセキュリティリスクに晒される状態になります。
WordPressやプラグイン更新を放置した実例
WordPressやプラグインを古いまま使用していたサイトで実際に次の様な実例がございました。多くの場合、セキュリティについて甘く考えており、事が起こってからあわてて相談されるケースが後を絶ちません。
WordPress4.7でサイト制作してそのまま利用し続けたケース
近年で最も大きなWordPressの脆弱性被害は、2017年にあった150万サイト以上が改ざん被害で、弊社のお客様もその被害に合いました。バージョン4.7.0およびバージョン4.7.1の「攻撃に対する認証が不要」、「リクエストを送るだけで改ざん可能」といった脆弱性が利用され、サイト内のリンクが全て不正サイトに誘導されるという改ざんを受けました。Wordpres管理画面からサーバー内の全てファイルに操作可能な状態であった為、どのファイルが改ざんされているか特定困難だったのと、定期的なバックアップを取っていなかったこと、弊社で制作したサイトではない為、納品時のバックアップも取得できないという状態だった為、結果的に一時的なサイト閉鎖とサイトを全て作り直すということになりました。
プラグインの脆弱性を放置したケース
利用しているプラグインの脆弱性が発覚していたにも関わらず、その脆弱性に対応したプラグインを更新せず使い続けていた為、被害に合いました。プラグインのSQLインジェクションの脆弱性でデータベースの中身を参照・改ざん。結果的に管理者パスワードを抜き取られてWordPressの最高権限を取得された後、サイト全体がアダルトサイトへ誘導する為のサイトへ作り替えられていました。このサイトは、バックアップがあった為、バックアップから復元した後、Wordpress本体と全てのプラグインを更新、FTP、DB含む全てのパスワードを変更、かつWP管理ページには、2段階認証を導入した上で、特定のIPアドレスからしか接続できない様にする対策をしました。SQLインジェクションの脆弱性は、DBの中身を全て参照されてしまう危険性がある為、もし個人情報を保管しているDBの場合、その個人情報が流出してしまうという危険性もあります。
PHPのバージョンとWordPressの関連記事
この記事には、以下の関連記事がございます。合わせてご覧ください。
このページはWordPressご利用の方が対象です
このページは、2023年08月10日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。
- このページに掲載している
WordPressのバージョン: - WordPress6.3
2023年8月8日wordpress6.3が正式リリースされました。
現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress6.3への更新が可能となります。
なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress6.3にアップデートされている場合もございます。
wordpress6.3について
詳しい情報は WordPress 6.3 リリースノートをご覧ください。
リリースされたばかりですので、詳しい検証は未だ行っておりませんが、Wordpress6.3では特に次の機能が追加されています。
LCPの向上
LCP(読込み速度スコア)でより良いスコアを獲得できるように改良されている様です。
Gutenbergプラグインのアップデート
ブロックエディタのプラグインである、Gutenbergプラグインが16.1にアップデートされました。これによりUIが若干変更されています。公開ページの表示ボタンが追加されるなど。
他、新しいブロックや既存ブロックに新しい機能が追加されています。
画像のアスペクト比を設定できる様に
特に気になる機能追加としては、画像のアスペクト比を設定するオプションが追加された事です。これにより、画像のサイズと比率を制御するためのオプションが増えました
アップデートしても問題ないか?
メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い
WordPressには、メジャーアップデートとマイナーアップデートの2つがあり、3ケタのバージョン番号で分類されます。

5.9→6.0 の様に小数点が1つ目の次の数字が上がる場合はメジャーアップデートに分類されます。
メジャーアップデートでは、新機能の追加、大規模な改修、プログラム変更が行われWordPressのコアな部分の改修される為、利用しているテーマやプラグインが対応しなくなり、体裁崩れや動作不良を起こす事があります。
従って、アップデートはプラグインを含めたWordpress全体のバックアップとデータベースのバックアップを行った上でのアップデートする事をお勧めします。
また特に緊急性の高い脆弱性の修正が含まれていない場合は、数週間待ってからアップデートするのが良いかもしれません。
6.1→6.1.1 の様に小数点が2つ目の次の数字が上がる場合はマイナーアップデートに分類されます。
このアップデートはセキュリティ脆弱性対応や、バグ・プログラムの細かな不具合の修正の為、なるべく早くアップデートする事をお勧めします。
6.3へのアップデート
上記の通り今回の6.3のリリースはメジャーアップデートとなります。従って、マイナーアップデートよりも慎重に行う必要がございます。
また、リリースされたばかりの為、十分な検証を行った訳ではございませんが、テストサイトを6.3へアップデートしたところ、特に不具合は発見していません。
Welcartをご利用のお客様
welcart利用サイトでもアップデートを行いましたが、簡単に調査した感じでは問題無い様に思われます。但し、通常サイトよりも不具合が出る可能性が高い為、welcart公式からの検証報告がされるまで、、なるべくアップデートをお控えいただく事をお勧め致します。もし、アップデートされる場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。
既に開発着手しているウェブサイトについて
既に開発着手しているウェブサイトは、6.3の検証が十分ではございませんので6.2での納品となります。希望されても一旦納品後に改めて、以下「納品後のアップデートについて」の対応となります。予めご了承ください。
納品後のアップデートについて
「納品後の各種修正対応について」に記載の通り、メジャーアップデートに伴う不具合については無償対応範囲ではございません。
但し、納品から3か月以内の申し出に限り、その不具合は軽微な場合(1人日以内で修正が可能な場合)は、無償で修正対応致します。
尚、不具合の検証及び発見は、保守サービスを利用されていない場合、お客様自身で行ってください。
また、その場合にはWordpressのアップデートを行っていただく必要がございますが、このアップデート作業については、以下の取り決めとなります。
テストサイトがあるお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)
先ずテストサイトのアップデート作業をお客様自身で行ってください。テストサイトで動作検証し問題がなければ、本番サイト側もアップデートしてください。
本番サイト側アップデートの際にご心配な場合で、は、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップを1回に限り無償でバックアップ作業致しますので、お申しつけください。
もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1致します。その後、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。
テストサイトがないお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)
テストサイトが無いお客様の場合は、当社の開発用のテストサーバーにおいて動作検証する事が可能です。ご依頼いただれけば納品時のテストサイトのWordpressをアップデート致します。(追加費用は掛かりません)
お客様で動作検証し問題なければ、その旨お知らせいただき、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。
もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1した上で本番サイトのWordpressのアップデートを行います。
※1 納品後にお客様サイドで修正した箇所・導入したプラグインの不具合は対応対象外となりますのでご了承ください。
納品後3か月以上のお客様
テストサイトがある場合は、テストサイトでアップデートし、動作検証してから本番サイトのサイトのデータ及びDBデータをバックアップしてから、本番サイトのアップデートする事をお勧めします。
以下「アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから」をご覧ください。
これらの一連の作業は、お客様自身で行ってください。
有償となりますが、アップデート検証及びアップデート作業を弊社が代行する事も出来ますので、ご相談ください。
保守サービスをご利用のお客様
保守サービスをご利用のお客様は、保守サービスルール設定シートに取り決めの通りです。
今後、開発着手するウェブサイトについて
今後開発着手するウェブサイトは、WordPress6.3を元に開発致します。
アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから
wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。
WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。 WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。
データベースのバックアップ
WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。
WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)
※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。
テストサイトでの検証
wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。
wordpress ~5系をご利用中のお客様
利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。
検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。
wordpress6.3が正式リリースの関連記事
この記事には、以下の関連記事がございます。合わせてご覧ください。
このページはWordPressご利用の方が対象です
このページは、2023年03月30日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。
- このページに掲載している
WordPressのバージョン: - WordPress6.2
2023年3月28日wordpress6.2が正式リリースされました。
現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress6.2への更新が可能となります。
なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress6.2にアップデートされている場合もございます。
wordpress6.2について
292以上の機能拡張と394のバグフィックスが含まれています。
詳しい情報は WordPress 6.2 リリースノートをご覧ください。
リリースされたばかりですので、詳しい検証は未だ行っておりませんが、Wordpress6.2では特に次の機能が追加されています。
集中執筆モードが追加
集中執筆モードにすると、サイドバーやツールバーが閉じて記事編集がしやすくなったそうです。wordpress6.2で実際集中モードにしてみましたが、必要なツールバーが全て隠れてしまい公開ボタンなども消えてしまう為、少々戸惑いました。
画面の上部にマウスポインタを移動すると、公開ボタンや設定ボタンが表示されますが、慣れていないと少々使い辛いという感想です。
インサーターエリアにメディアのタブが追加
ブロック、再利用ブロックなどの並びに、メディアが追加されアップロードしている画像の一覧が表示するので、画像をより探しやすくなりました。
スタイルのコピーができるように
選択したブロックのスタイルのコピーができるようになり、同じスタイルのブロックを作成しやすくなりました。
アップデートしても問題ないか?
メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い
WordPressには、メジャーアップデートとマイナーアップデートの2つがあり、3ケタのバージョン番号で分類されます。

5.9→6.0 の様に小数点が1つ目の次の数字が上がる場合はメジャーアップデートに分類されます。
メジャーアップデートでは、新機能の追加、大規模な改修、プログラム変更が行われWordPressのコアな部分の改修される為、利用しているテーマやプラグインが対応しなくなり、体裁崩れや動作不良を起こす事があります。
従って、アップデートはプラグインを含めたWordpress全体のバックアップとデータベースのバックアップを行った上でのアップデートする事をお勧めします。
また特に緊急性の高い脆弱性の修正が含まれていない場合は、数週間待ってからアップデートするのが良いかもしれません。
6.1→6.1.1 の様に小数点が2つ目の次の数字が上がる場合はマイナーアップデートに分類されます。
このアップデートはセキュリティ脆弱性対応や、バグ・プログラムの細かな不具合の修正の為、なるべく早くアップデートする事をお勧めします。
6.2へのアップデート
上記の通り今回の6.2のリリースはメジャーアップデートとなります。従って、マイナーアップデートよりも慎重に行う必要がございます。
また、リリースされたばかりの為、十分な検証を行った訳ではございませんが、テストサイトを6.2へアップデートしたところ、特に不具合は発見していません。
Welcartをご利用のお客様
welcart利用サイトでもアップデートを行いましたが、簡単に調査した感じでは問題無い様に思われます。但し、通常サイトよりも不具合が出る可能性が高い為、welcart公式からの検証報告がされるまで、、なるべくアップデートをお控えいただく事をお勧め致します。もし、アップデートされる場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。
既に開発着手しているウェブサイトについて
既に開発着手しているウェブサイトは、6.2の検証が十分ではございませんので6.1での納品となります。希望されても一旦納品後に改めて、以下「納品後のアップデートについて」の対応となります。予めご了承ください。
納品後のアップデートについて
「納品後の各種修正対応について」に記載の通り、メジャーアップデートに伴う不具合については無償対応範囲ではございません。
但し、納品から3か月以内の申し出に限り、その不具合は軽微な場合(1人日以内で修正が可能な場合)は、無償で修正対応致します。
尚、不具合の検証及び発見は、保守サービスを利用されていない場合、お客様自身で行ってください。
また、その場合にはWordpressのアップデートを行っていただく必要がございますが、このアップデート作業については、以下の取り決めとなります。
テストサイトがあるお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)
先ずテストサイトのアップデート作業をお客様自身で行ってください。テストサイトで動作検証し問題がなければ、本番サイト側もアップデートしてください。
本番サイト側アップデートの際にご心配な場合で、は、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップを1回に限り無償でバックアップ作業致しますので、お申しつけください。
もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1致します。その後、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。
テストサイトがないお客様の場合 (納品後3か月以内のお客様)
テストサイトが無いお客様の場合は、当社の開発用のテストサーバーにおいて動作検証する事が可能です。ご依頼いただれけば納品時のテストサイトのWordpressをアップデート致します。(追加費用は掛かりません)
お客様で動作検証し問題なければ、その旨お知らせいただき、本番サイトのデータのバックアップ及びDBのバックアップの上、Wordpressのアップデートまでを弊社が行います。
もし不具合が発生していた場合は、その不具合をお知らせください。軽微な不具合ならば、無償で修正対応※1した上で本番サイトのWordpressのアップデートを行います。
※1 納品後にお客様サイドで修正した箇所・導入したプラグインの不具合は対応対象外となりますのでご了承ください。
納品後3か月以上のお客様
テストサイトがある場合は、テストサイトでアップデートし、動作検証してから本番サイトのサイトのデータ及びDBデータをバックアップしてから、本番サイトのアップデートする事をお勧めします。
以下「アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから」をご覧ください。
これらの一連の作業は、お客様自身で行ってください。
有償となりますが、アップデート検証及びアップデート作業を弊社が代行する事も出来ますので、ご相談ください。
保守サービスをご利用のお客様
保守サービスをご利用のお客様は、保守サービスルール設定シートに取り決めの通りです。
今後、開発着手するウェブサイトについて
今後開発着手するウェブサイトは、WordPress6.2を元に開発致します。
アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから
wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。
WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。 WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。
データベースのバックアップ
WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。
WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)
※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。
テストサイトでの検証
wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。
wordpress ~5系をご利用中のお客様
利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。
検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。
wordpress6.2が正式リリースの関連記事
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弊社で保守契約をご利用いただいていないWelcart利用サイトの場合(開発中、納品後3か月以内のお客様を除く)は、基本的にお客様ご自身でアップデートしていただく事になります。
Welcart利用サイトに限らず、Wordpressを利用したサイトはWordpress本体及び利用プラグインを常に最新の状態にしておく事を推奨いたします。
Welcart本体のアップデート
現在Welcart本体のアップデートでは無く、初期設定で自動更新が有効化されています。(無効化する事はできません)
Welcart専用プラグインのアップデート
welcart専用のプラグインは、FQDN(Welcart稼働サイトのドメイン)を限定している為、登録されているFQDNが一致しないとアップデート出来ない様になっています。
このFQDNは、お客様の本番環境を登録しています。
ウェブサイトのFQDNが変更となる場合
サイトの移設、ショップサイトの独立など等でFQDNが変更となる場合でも、変更が可能です。当社がその作業を行う場合は、FQDNの登録変更※も合わせて行います。
※弊社で制作したサイトで、プラグイン自体の購入も当社を通した場合に限ります。
他社に依頼する場合は、登録変更を行いますので新しいFQDNをお知らせください。(料金はかかりません)
※登録変更権限を委譲する事はできません。
テストサイトのWelcart専用プラグインのアップデート
上記の通り、welcart専用のプラグインは、FQDNを限定している為、テストサイトのFQDNではアップデートが出来ません。
本番環境のWelcart専用プラグインをアップデート前に検証したい場合は、一時的に登録FQDNを、テストサイトのFQDNへ変更(料金はかかりません)しますので、当社までごお申しつけください。
尚、テストサイトのFQDNへ変更してから24時間以内は再度本番サイトのFQDNへ戻す事が出来ません。従って、本番環境のアップデートは24時間後以降にお願いいたします。
それ以外のプラグイン
それ以外のプラグインは通常のWordpressプラグインと同様の方法でアップデートしてください。
Welcart利用サイトのアップデートの関連記事
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このページはWordPressご利用の方が対象です
このページは、2022年08月01日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。
WordPressを利用したウェブサイトの固定ページの追加・更新や新規機能の追加、設定変更などを当社にご依頼された時、WordPress自体及び利用しているプラグインを最新の状態に更新した上で、修正作業を行わせていただきます。
このアップデートは、ご依頼されたウェブサイトのセキュリティ保持と、そのご依頼がその時点での最新環境で動作する状態での納品を行う為です。
その為、このアップデート作業については、修正料金の大小にかかわらず全てのご依頼に対して無償で行います。
但し、アップデート対象のWordpressバージョン、プラグインは以下の取り決めとさせていただきます。また、万が一アップデートによる不具合が発生してしまった場合の対応も以下の通りとさせていただきます。予めご了承ください。
アップデート対象のWordpressバージョン、プラグインについて
WordPressバージョンについて
WordPressは、同系バージョンの最新版へのアップデートとなります。
例えばご利用中のWordpressが4.x だった場合は、4系での最新バージョンへアップデート致します。2022年8月時点でのWordpress最新バージョンは6.0.1ですが4系・5系をご利用の場合、6.0.1へのアップデートは致しません。
これは、別系バージョンへのアップデートでの不具合発生の可能性がある為です。もし、古いWordpressをご利用のサイトを最新バージョンへアップデートしたい場合は、別途依頼いただくことになります。その場合は、有償となりますがアップデートの検証・不具合の対応等を行います。対応フローについて詳しくは、こちらをご覧ください。
プラグインについて
アップデートするプラグインは、そのサイトの初回制作時(リニューアル時)に当社の判断でインストールしたプラグインのみアップデートとなります。
お客様が、ご自身でインストールされたプラグインはアップデート致しません。
アップデート前のバックアップ
万が一アップデートにより、不具合が発生した場合でも元の状態に戻すことが出来る様に、依頼の大小にかかわらず次のデータバックアップを行っています。
- 更新前の全てのアップロードデータ
- 更新前の全てのデータベースデータ
本番サイト・テストサイト両方共、弊社が手を加える前のデータを保存しております。
アップデート後の動作確認について
その更新依頼に関連する部分の動作確認を行い、不具合が無い状態での更新を行います。
その他、ウェブサイトの簡単な表示確認・動作確認を行いますが、細かい動作確認等は更新依頼時には行っておりません。
万が一、お客様で不具合を発見された場合、以下の「アップデートにより不具合が発生した場合」の対応を行います。
アップデートにより不具合が発生した場合
万が一、Wordpress自体及び利用しているプラグインのアップデートでウェブサイトに不具合が発生した場合は、一旦元のバージョンに戻します。
その上で、その更新依頼部分を適応し動作確認した上で納品※致します。
また、今後のアップデートについての対応をお客様へ提案し、協議させていただければと思います。
※ アップデートで不具合が出てしまうので、その更新依頼自体を止めるとしても修正料金は頂戴することになります。予めご了承ください。
WordPressサイト更新依頼時のWP及びプラグインアップデートについての関連記事
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このページはWordPressご利用の方が対象です
このページは、2022年01月26日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。
- このページに掲載している
WordPressのバージョン: - WordPress5.9
2022年1月25日wordpress5.9が正式リリースされました。
現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress5.9への更新が可能となります。
なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress5.9にアップデートされている場合もございます。

wordpress5.9について
5系最終と思われるWordpress5.9は昨年12月にリリース予定ですが、延期され1か月程遅れで正式リリースされました。
この5.9では兼ねてより噂されていたフルサイト編集機能のベータ版が実装されました。
WordPress6で実装されると噂されていましたが、早くも5.9にベータ版として登場した形になります。
ただし、この機能を利用するには対応したテーマファイルを利用している事が前提となります。対応したテーマファイルが利用されていない場合は、この機能は使用できない様です。
従って、従来のWordpressを利用しているサイトでは、この機能は使用できません(表示されません)
フルサイト編集機能
従来のWordpressでは、基本的に投稿や固定ページといった追加頻度が高い又は更新頻度の高いページの更新が管理画面からお客様サイドで編集できます。しかし、サイト内の全てのテキストの書き換えや画像の差し替えが出来るという訳ではなく、要素によっては弊社までご依頼いただいてテーマファイルを修正する必要がこざいました。5.9以降+対応テーマファイル利用のウェブサイトでは、フルサイト編集機能の実装によりこれらの今まで、手が出せなかった部分の修正・画像の変更が管理画面から修正可能となります。
ただし、何から何までという訳ではなく、新しいレイアウトの追加や新しいレイアウトへの変更、新しい機能の実装などは、従来通り追加でご依頼いただく形になります。
従来では修正できなかったHOME画面も修正可能に

従来では管理画面にHOME画面を管理する部分はありませんでしたが、HOME画面の要素のテキスト変更・画像差し替え、ブロック追加が可能となります。
共通のテンプレートも修正可能に

HOME画面同様、管理画面に共通テンプレート(ヘッダやフッタの共通パーツ)が視覚的に修正可能となります。
タイプ別テンプレートも修正可能に

固定ページや投稿ページ、アーカイブなどの修正できなかった部分も、修正可能です。

例えば、固定ページの投稿タイトルと投稿記事の間に、特定の画像を表示したい(全ての固定ページに)場合に、フルサイト編集機能で簡単に設置できます。
投稿ページ全てに、一時的にキャンペーンバナーを設置したい時、この機能を使う事で一括でバナー配置が可能です。
ブロックエディタは従来通り

今のところ投稿や固定ページで利用していたブロックエディタは、従来通りです。
アップデートしても問題ないか?
5.9ではフルサイト編集機能という、大きな機能が追加されましたが、この機能は対応するテーマファイルで無いと使えません。従って、対応したテーマファイルを使用していない限り機能自体も表示されません。
また、リリースされたばかりの為、十分な検証を行った訳ではございませんが、いくつかのテストサイトを5.9へアップデートしたところ、特に不具合は発見していません。
Welcartをご利用のお客様
welcart利用サイトでもアップデートを行いましたが、簡単に調査した感じでは問題無い様に思われます。但し、通常サイトよりも不具合が出る可能性が高い為、welcart公式からの検証報告がされるまで、、なるべくアップデートをお控えいただく事をお勧め致します。もし、アップデートされる場合は、必ずデータベースのバックアップを行ってください。
今後制作するWordpressサイトについて、当社の方針
上記の通り、フルサイト編集機能は、従来よりも編集可能な幅が増える為、是非今後制作するサイトでフルサイト編集機能を生かしたCMSを提供してゆく予定でございますが、対応したテーマファイルが必要な事や、未だ検証が十分でない事等、すぐに提供する事はできません。おそらく、6.0がリリース(本年度中リリース予定)した後、安定し多くの主要プラグインも対応される6.1~6.2がリリースする頃までは、フルサイト編集対応での提供は控えさせていただきます。またフルサイト編集に対応する事で、従来よりも工数が増える事が予測される為、クライアント様の予算・必要な機能をディスカッションした上で編集可能範囲を決定する予定です。
既に開発着手しているウェブサイトについて
既に開発着手しているウェブサイトは、フルサイト編集機能対応ではございません。希望されても一旦納品後に改めて、修正見積となります。予めご了承ください。
アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから
wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。
WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。 WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。
データベースのバックアップ
WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。
WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)
※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。
テストサイトでの検証
wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。
wordpress 4系をご利用中のお客様
利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。
検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。
wordpress 5.9が正式リリースされましたの関連記事
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このページはWordPressご利用の方が対象です
このページは、2021年08月04日に作成したページです。
このページに掲載しているWordPressの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWordPressと異なる場合がございます。
- このページに掲載している
WordPressのバージョン: - WordPress5.8
2021年7月20日wordpress5.8が正式リリースされました。
現在、wordpressをご利用のお客様は、wordpress5.8への更新が可能となります。
なお、お客様のサイトによっては自動更新され既にwordpress5.8にアップデートされている場合もございます。
wordpress5.8での変更点
WebP対応
米Googleが開発しているオープンな静止画像フォーマットであるWebP形式がサポートされます。メディアライブラリにアップロードして使用できる様になりました。
ただし他の画像形式からWebPに変換することはできません。WebP形式の画像はご自身でご用意する必要があります。
IE 11のサポート終了
Internet Explorer 11のサポートが終了します。IE 11でダッシュボードを開くと警告が表示されます。
※なおWebブラウザとしてのIE11は(一部を除いて)2022年6月でサポート終了が発表されています。
ブロックウィジェットの導入
ウィジェットにもブロックエディターが採用されました。ウィジェットエリアに任意のブロックを追加できるようになりました。
従来のウィジェットに戻したい場合は、Classic Widgetsプラグインをインストールし、有効化する事でクラシック(従来の)ウィジェットに戻ります。
お客様のウェブサイトで、ウィジェットを利用している場合も5.8にアップデートすると、新しい形式のウィジェット画面に変更されますが、登録した情報は問題なく出力されている事を確認しています。
従来形式に戻したい場合は、弊社にご依頼いただくか(有料対応)、ご自身でClassic Widgetsをインストールしてください。
テンプレートエディターの導入
テンプレートエディターは、特定の投稿やページにブロックテンプレートを作成・編集できる機能です。初期設定では、無効になっています。
今後当社で開発するサイトでこのテンプレートエディターを検証の上、必要ならばご提案・ご利用する場合もございますが、既に開発中及び納品済のサイトではサポート対象外となっておりますのでご了承くださいませ。
テンプレートエディターの有効化をご希望の場合は、弊社にご依頼ください。(有料対応)。
パターンディレクトリの利用
パターンディレクトリからお好きなパターンをコピー&ペーストするだけで投稿で使用することができる様になりました。
但し、ご利用はお客様の自己責任でお願いいたします。お客様のウェブサイト用にコーディングしたスタイルシートとの互換性が原因で、挿入したパターンが正しく表示されない場合がございます。
ブロックエディターに14個のブロックが追加
デザインカテゴリとテーマカテゴリに14個のブロックが新しく追加されました。
| サイトロゴ | サイトロゴを表示 |
|---|---|
| サイトのキャッチフレーズ | サイトの説明を表示 |
| サイトのタイトル | サイトのタイトルを表示 |
| アーカイブタイトル | アーカイブのタイトルを表示 |
| 投稿カテゴリー | 投稿のカテゴリを表示 |
| 投稿タグ | 投稿のタグを表示 |
| クエリーループ | クエリの結果として投稿の一覧を表示 |
| 投稿タイトル | 投稿タイプのタイトルを表示 |
| 投稿コンテンツ | 別の投稿や固定ページの内容を表示 |
| 投稿日 | 投稿の日付を追加 |
| 投稿の抜粋 | 投稿の抜粋を表示 |
| 投稿のアイキャッチ画像 | 投稿のアイキャッチ画像を表示 |
| ログイン/ログアウト | ログイン/ログアウトのリンクを表示 |
| 投稿一覧 | 先頭固定表示の投稿を除いた、最近の投稿の一覧を表示 |
ブロックツールバーが変化
ブロックツールバーがより直観的になりました。
デュオトーンフィルターの追加
画像ブロック、もしくはカバーブロック内の画像とビデオに「デュオトーンフィルター」が追加されました。
デュオトーンとは、2つの色を組み合わせて表現したデザインのことです。ダブルトーンとも呼ばれます。
このデュオトーンフィルターを使うと、補色の関係にある2色を使用することで写真の被写体を目立たせたり、雰囲気を変えたりする効果があります。
ファイルブロックでPDFの埋め込みがサポート
ファイルブロックでPDFの埋め込みがサポートされるようになりました。投稿内でPDFがプレビューされます。
グループブロックに3つのオプションが追加
グループブロックに以下の3つのオプションが追加されました。
- スタイル
- 間隔
- HTML element
ソーシャルアイコンブロックの機能追加
ソーシャルリンクの揃え位置を変更できるようになりました。
ボタンブロックの機能追加
ボタンブロックでスペースを均等に割り付けて配置できるようになりました。
カラムブロックの機能追加
カラムブロックに色と間隔を指定できるようになりました。
テーブルブロックの機能追加
テーブルブロックのテキストの色を変更できるようになりました。また背景色も任意に指定することができます。
アップデートは、テストサイトでの検証・データベースのバックアップを行ってから
wordpressやプラグインをアップデートは、常に最新の状態に保っておく事が望ましいのですが、稀にアップデートによりウェブサイトに不具合が発生してしまう場合がございます。
WordPressやプラグインアップデートのリスクはこちらをご覧ください。 WordPressやプラグインのアップデートで不具合が発生した時はこちらをご覧ください。
アップデートの検証情報
当社の管理サイトでアップデートを行った際の検証情報を当サイトにて公開しております。必ずしも全ての不具合を確認している訳ではございませんので、アップデートはお客様ご自身の責任により行っていただきたいのですが、参考情報としてご覧ください。
データベースのバックアップ
WordPressは、データベースのバックアップを行っていれば、万が一不具合が出た場合に元に戻せる※確率が高いです。
WordPressを利用しているサイトのデータベースバックアップ(BackWPupを使う)
※不具合が出た場合に元に戻す為の作業は、保守契約をご利用されている場合・納品後のサポート期間の場合は当社が対応致しますが、それ以外の場合は基本的にお客様ご自身で行っていただくか、弊社に有償でご依頼いただく事になります。
テストサイトでの検証
wordpressやプラグインのアップデートは、テストサイトをご用意しているお客様(全てのお客様にご用意している訳ではございません)は、先ずテストサイト側でアップデートし問題が無い事を確認した上で、アップデートを行ってください。
wordpress 4系をご利用中のお客様
利用しているプラグイン・制作したテーマファイルとの関係上、不具合が出る確率が高いです。テストサイトをご用意しているお客様はテスト環境で十分な検証を行ってから、アップデートしてください。
検証が出来ない場合は、アップデートを見送った方が良いと思われます。
WordPress5.8がリリースされました。の関連記事
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このページはWelcartご利用の方が対象です
このページは、2021年10月01日に作成したページです。
このページに掲載しているWelcartの仕様・機能・操作手順は、現在リリースされている最新バージョンのWelcartと異なる場合がございます。
- このページに掲載している
Welcartのバージョン: - Welcart2.3.2
Welcart 2.3.2 がリリースされました。
変更点
- 【ペイジェント】決済モジュールリニューアル(自動継続課金・定期購入対応)
- 【ZEUS】マイページからクレジットカード登録したときにクイックチャージの登録ができない不具合を修正
- 【SBPS】定期購入の自動受注データのエラー判定の不具合を修正
- 【SBPS】自動継続課金結果処理メールに、決済エラーの明細が出力されない不具合を修正
- 【PayPal】内容確認画面で決済ダイアログが消えてしまうエラーについて、アラートを表示するよう変更
- 【PayPal】自動継続課金および定期購入の初回決済が失敗したとき、請求処理規約IDをキャンセルする不具合を修正
- 受注リストの検索項目:配送方法を選択、「含まない」の条件で検索をかけると選択されている配送方法と等しいものが絞り込まれる不具合を修正
- システム環境情報に、新設したメールオプションが表示されない 不具合を修正
- 入会完了のご連絡メールに設定した内容が退会完了メールにも表示される不具合を修正
- Google reCAPTCHA 拡張機能で、”Verification error”が出て新規登録できない場合がある不具合を修正
- 郵便番号が全角数字で登録されてしまう不具合を修正
- メール設定で「お客様名」を「表示する」にしてもサンキューメールに表示されない不具合を修正
- 一部のqueryにキャッシュを導入
- PHP7.4 対応
Welcart 2.3.2へのアップデートする場合は、テストサイトで検証してから
当社でWelcartご利用のサイトを制作した場合は、テストサイトを用意※しています。テストサイトでのアップデート後、不具合が無い事を確認した上で本番側サイトをアップデートしてください。また、本番サイトをアップデートする前に、こちらに記載されているデータをバックアップしてください。
※ ウェブサイト全ての制作を当社で行った場合が対象です。サイトの一部のみの制作を請け負った場合は、対象ではありません。
お客様別の対応
当社保守サービスご利用のお客様
WordPress利用サイトのアップデート保守サービスご利用のお客様は、Welcart 2.3.2へのアップデートと検証、不具合が発生していた場合はその修正を行います。
納品[本番化]から1か月以内のお客様
納品後サポート期間が有効ですので、追加費用無でWelcart 2.3.2へのアップデートと検証、不具合が発生していた場合はその修正を行います。
納品[本番化]から3か月以内のお客様
納品後アップデート保守が有効ですので、追加費用無でWelcart 2.3.2へのアップデートと検証を行います。不具合が発生していた場合は軽微な場合は、無償修正致しますが大幅な修正が必要な場合は、別途見積となります。
※ ウェブサイト全ての制作を当社で行った場合が対象です。サイトの一部のみの制作を請け負った場合は、対象ではありません。
上記以外のお客様
Welcart 2.3.2へのアップデートをご自身で行う場合は、自己責任で行ってください。WordPress利用ウェブサイトのWordPress及びプラグインのアップデートについての注意事項は、こちらをご覧ください。アップデート前には、必ずこちらに記載されているデータをバックアップしてください。
また、有償となりますが当社でアップデート作業・検証・不具合が発生していた場合はその修正作業を承る事も可能です。
Welcart 2.3.2 がリリースされましたの関連記事
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↑Wordpress5.0.1の新エディター「Gutenberg」
ワードプレスを自動更新にしているお客様
ワードプレスを自動更新にしているお客様の場合、自動で更新されてしまいますので自動的にこのエディタに変更されているはずです。 更新によってサイトに不具合が出ている場合や、エディタの使い勝手が不満な方は、以下「元のエディタに戻す方法」をご覧ください。 プラグインによっては、元のエディタに戻しただけでは不具合解消がされない場合があります。 その場合は、旧バージョンに戻す事で不具合解消致しますが、弊社にご依頼される場合は、有償作業となります。「WordPress5.0.1が利用可能です!今すぐ更新してください。」と表示されている場合
この場合は、更新されていません。 更新したい場合は、自己責任において更新してください。 また、更新する場合は必ずデータベースのバックアップを取ってから更新してください。 バックアップ方法はこちらをご覧ください。 もし、バージョンアップした事でサイトに不具合が出た場合は、データベースのバックアップを取っている場合に限り、元のバージョンに戻す事が可能です。 ※弊社にご依頼いただく場合は、有償作業になります。元のエディタに戻す方法
Wordpress5.0.1の環境で元のエディタに戻す為のプラグインが公開されています。 Classic Editorをインストールして有効にする事で元のエディタに戻ります こちらのインストール作業を弊社にご依頼される場合は、有償にて承ります。 ※保守契約を利用されている場合は、保守契約内作業で承ります。 ※Classic Editor は WordPress の公式なプラグインで、少なくとも2022年まではサポートされます。WordPress 5.0のアップデートについての関連記事
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