gmailにメールアカウントを設定する

Gmailでメールアドレスを設定して使う
Gmail アイキャッチ

このページは、2022年03月03日に作成したページです。
このページに掲載している仕様・機能・操作手順は、現在リリースされているバージョンと異なる場合がございます。

このマニュアルは、次のサーバーや設定サービス、保守サービスをご利用のお客様が対象です
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※ 当社がお勧めしているXサーバー(Xサーバービジネス含む)のマニュアルは、こちらをご覧ください。

Googleが提供するフリーメールサービスのgmailは、xxxx@gmail.com のgmailアカウントだけではなく、sample@sample.co.jpの様な独自ドメインを利用したメールアカウントの受信・送信も、gmailに設定する事で利用する事が出来ます。

このページは、パソコンのブラウザでGmailを開いてgmailにメールアカウントを設定する方法を説明します。

パソコンでGmailを開いてgmailにメールアカウントを設定した後は、スマートフォンやタブレットなどのアプリでは、この時のgoogleアカウントでログインすればよいだけです。

 

 

gmailにメールアカウントを設定する便利な使い方

gmailにお客様の独自ドメインを利用したメールアカウントを設定すると、その受信・送信はGmail上で行う事が出来るので、googleアカウントのログインID・パスワードさえ分かれば、どの端末でもメールの受信・送信が出来る様になります。

 

gmailにメールアカウントを設定する便利な使い方

gmailにメールアカウントを設定するメリット

複数の場所や外出先でも自分のメールアドレスが使える

googleアカウントのログインID・パスワードさえ持ち歩いていれば、会社と自宅、外出先でも自分のメールアドレスに届いたメールを受信する事も出来ますし、そのメールアドレスを使ってメールを送信する事も出来ます。

 

送信したメールも異なる端末間で確認できる

他のメールアプリと併用して利用する場合、送信したメールはその送信に使ったメールアプリに保存されるので、異なるアプリ間で共有する事は出来ませんが、gmailにメールアカウントを設定する事で送信したメールもgmail上に保管されるので異なる端末で送信したメールも確認できる様になります。

 

パソコンやスマートフォンを乗り換えた時やサーバーリプレイスしても受信・送信したメールの移設作業が必要ない

利用している端末上に保存している場合、その端末(パソコンやスマートフォン)を買い替えた時に、過去の受信メール・送信メールのバックアップ作業が必要となります。また、サーバーリプレイスの際も、同様の作業が必要となる場合があります。gmailにメールアカウントを設定していると、過去のメールは全てgmailのクラウド上に保存されているので、この作業の必要がありません。

 

gmailにメールアカウントを設定するデメリット

PCにインストールするメールアプリと比べて使い辛い

パソコンで使う場合、あくまでもブラウザ上での利用になるので、PCにインストールするメールアプリと比べて便利な機能が無く使い辛い部分がございます。

 

大きな容量の添付ファイルが送信できない

gmailで添付できるファイルの容量は最大25MBまで(2024年6月時点)です。それでも他のメールサービスに比べると大きい方です。対してPCにインストールするメールアプリMozilla Thunderbirdの場合は、無制限です。ただメール添付で大容量ファイルを添付するのは、サーバー・パソコン双方に負荷がかかるので、マナーとしてよろしくありません。また、受け取る側のメールボックスで容量制限が掛かっている場合がほとんどですので、あまり大きな容量の添付ファイルは受取拒否されます。一般的に3MB程のファイルは添付送信しても構いませんが、それ以上の場合は大容量ファイルの送信は添付では無く、クラウドストレージなどを利用する事がビジネスマナーです。

 

保存容量に限りがある

gmailで保存できるメール容量は最大15GB(2024年6月時点)です。これはメール単体でなく、Googleフォト、Googleドライブ等共通の容量です。対して、PCにインストールするメールアプリの場合※1は、PCの容量内で利用できます。昨今のパソコンは、安価なものでも500GB以上の容量がある為、画像や動画データで容量を圧迫しなければ余裕があります。

ただ、gmailでは月額利用料を支払う事で100GB~2TBまで(2024年6月時点)クラウドストレージを増やす事も可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

 

※1 IMAPを利用している場合は、そのメールサーバーの保存容量が上限。POP形式でもOutlookなどでクラウドストレージを利用している場合は、その容量が上限です。

 

オフラインで利用する場合は設定が必要

PCにインストールするメールアプリ※2は、万が一インターネットが使えなくなった場合でも、送受信はできませんが保存されたメールを閲覧する事は可能です。Gmailの場合も、オフラインで利用する事は出来ますが、その為の設定が必要です。また、その設定はGoogle Chromeのみで利用できます。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

※2 IMAPを利用している場合は、新規受信は出来ません。また既読していないメールは閲覧できないなど制限があります。POP形式でもOutlookなどでクラウドストレージを利用している場合は、IMAP同様の現象が発生します。

 

サービス終了、データ消失のリスク

どんなクラウドサービスでも、その管理はそのサービス提供会社が行っていますので、そのサービスが永久に利用できるという保証がありません。ある日突然、サービスが終了する事もあります。その際にサービス終了までにデータをバックアップしないと、永久に失われる事になります。また、物理的なストレージの故障で、データが消失してしまうというリスクは0ではありません。世界的企業であるGoogleですので、その可能性は限りなく低いですが、ほとんどのクラウドサービスでは、この様な場合の免責事項が記載されており、その内容は利用者が納得できる様なものでは無いでしょう。最終的に一番安心な方法は、自分のデータは自分で守るという事になります。

 

セキュリティ上の不安がある

複数の端末間でメールを閲覧できるという事は、逆を言えばログインした端末が増える毎に、そのそれぞれの端末に履歴が残るという事です。つまり、メールが流出してしまうリスクが増える事になります。

その為、セキュリティ意識の高い企業では、ビジネス用のメールアドレスをGmailなどのメールサービスで利用する事を禁止している企業は少なくありません。少なくとも、漫画喫茶のパソコン、友人・家族のパソコン・スマートフォン、その他自分の管理下に無い端末での利用は避けましょう。

 

 

gmailにメールアカウントを設定

 

gmailにメールアカウントを設定手順は、以下の通りです。ご利用中のブラウザでgoogleアカウントにログインしている事が前提です。

 

  1. Gmailの右上にある歯車をクリックしてください。

    Google Chrome
  2. 「クイック設定」が表示されたら『全ての設定を表示』をクリックしてください。

    Google Chrome
  3. 『アカウントとインポート』をクリックしてください。

    Google Chrome
  4. 「他のアカウントでメールを確認」の『メールアカウントを追加する』をクリックしてください。

    Google Chrome
  5. 設定するメールアドレスを入力し、『次へ』をクリックしてください。

    Google Chrome
  6. 「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」を選択して、『次へ』をクリックしてください。

    Google Chrome
  7. 1~6を設定して、『アカウントを追加』をクリックしてください。

     

      • 共用サーバ
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      • 専用・VPS・クラウド
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      ご利用の方

      • 共用サーバ
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    • 共用サーバ
      共用サーバーマネージドプラン
    • 専用・VPS・クラウド
      サーバー保守・サーバー初期設定

    ご利用の方

     

    1~6を設定

     

    1. ユーザー名 設定するメールアドレス
    2. パスワード メール設定通知(弊社からお渡しするエクセルシート)のメールログイン情報のパスワードをコピー&ペースト
    3. POPサーバー メール設定通知に記載してある受信メールサーバーのサーバーのアドレスを入力
    通常は、ご利用アドレスのドメイン名(例 info@sample.co.jpなら「sample.co.jp」)
    ※pop.sample.co.jpやmail.sample.co.jpの場合もあります。
    4. ポート
    共用サーバマネージドプランの場合

    995
    専用・VPS・クラウド利用の場合

    ( SSL証明書が有効の場合 )
    995
    ( 上記以外 )
    110
    5. 取得したメッセージのコピーをサーバーに残す gmail以外のメールソフトでもチェックする場合は、チェックを外してください。
    gmail以外でチェックしない場合は、必ずチェックしてください。サーバーのメールボックスにメールが貯まってしまい容量上限に達するとメール受信が出来なくなります。
    6. メールの取得にセキュリティで~
    共用サーバマネージドプランの場合

    チェック
    専用・VPS・クラウド利用の場合

    ( SSL証明書が有効の場合 )
    チェック
    ( 上記以外 )
    チェックしない
    • 共用サーバ
      共用サーバー通常プラン

    ご利用の方

     

    1~6を設定

     

    1. ユーザー名 設定するメールアドレス
    2. パスワード 管理ツールで設定したパスワード
    3. POPサーバー mail.ドメイン名
    4. ポート 110
    5. 取得したメッセージのコピーをサーバーに残す gmail以外のメールソフトでもチェックする場合は、チェックを外してください。
    gmail以外でチェックしない場合は、必ずチェックしてください。サーバーのメールボックスにメールが貯まってしまい容量上限に達するとメール受信が出来なくなります。
    6. メールの取得にセキュリティで~ チェックしない
  8. [メールアカウントを追加しました] の画面が表示されます。

    該当のメールアドレスでメールの送信も行う場合は 「はい。xx@xxxとしてメールを送信できるようにします」にチェックを入れ『次へ』をクリックしてください。

     

    Google Chrome
  9. 『任意の名前』を入力し、「エイリアスとして扱います」にはチェックを入れず『次のステップ』をクリックしてください。

     

    ここで入力した名前は、差出人名として送信相手に表示されます

    Google Chrome
  10. 1~5を設定し、『アカウントを追加』をクリックしてください。

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    ご利用の方

     

    サーバーに合わせた設定をしたら「サインイン」をクリックします

     

    1. SMTPサーバー メール設定通知に記載してある送信メールサーバーのサーバーのアドレスを入力
    通常は、ご利用アドレスのドメイン名(例 info@sample.co.jpなら「sample.co.jp」)
    ※pop.sample.co.jpやmail.sample.co.jpの場合もあります。
    2. ユーザー名 メールアドレスと同じ
    3.パスワード 受信サーバーのパスワードと同じ
    メール設定通知(弊社からお渡しするエクセルシート)のメールログイン情報のパスワードをコピー&ペースト
    4. ポート
    共用サーバマネージドプランの場合

    465
    専用・VPS・クラウド利用の場合

    ( SSL証明書が有効の場合 )
    465
    ( 上記以外 )
    587又は25
    5. SSLとTLSの選択
    共用サーバマネージドプランの場合

    SSLを使用~を選択
    専用・VPS・クラウド利用の場合

    ( SSL証明書が有効の場合 )
    SSLを使用~を選択
    ( 上記以外 )
    TLSを使用~を選択
    • 共用サーバ
      共用サーバー通常プラン

    ご利用の方

     

    サーバーに合わせた設定をしたら「サインイン」をクリックします

     

    1. SMTPサーバー mail.ご利用アドレスのドメイン名
    2. ユーザー名 メールアドレスと同じ
    3.パスワード 受信サーバーのパスワードと同じ
    4. ポート 587又は25
    5. SSLとTLSの選択 TLSを使用~を選択
  11. 設定中の該当メールアドレス宛に、Gmailより認証メールが届きます。入力中のポップアップは閉じないでgmailの受信トレイを確認してください。

    Google Chrome
  12. 受信したメールの確認コードをコピーしてください。

    Google Chrome

     

    問題なければ、設定は完了です。「ウインドウを閉じる」をクリックします。

  13. メール送信のテスト

    設定したメールアドレス以外のメールを持っている

    Gmailなど今回設定したメールアドレス以外のメールを持っている場合は、設定したメールアドレスにテストメールを送信してみてください。
    エラーが出ずに送信できて、そのアドレスに無事届いていれば、送信テスト完了です。

     

    設定したメールアドレス以外のメールを持っていない

    今回設定したメールアドレス以外のメールを持っていない場合は、設定したメールアドレスにテストメールを送信します。エラーが出ずに送信できたら受信テストに進みます。

  14. メール受信のテスト

    設定したメールアドレス以外のメールを持っている

    メール送信のテストで受信したメールに対して、返信します。その上で、受信テストを行い無事、返信したメールが届いていれば受信テスト完了です。

     

    設定したメールアドレス以外のメールを持っていない

    メール送信のテストで受信したメールが届いていれば受信テスト完了です。

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