WordPressには、自動整形機能があり以下の書き換えが自動で行われます。
- 改行をHTMLの <br />へ置き換える
- 2連続の改行を<p>~</p>へ書き換える
ビジュアルエディタとテキストエディタ(HTML)を切り替える際にこの自動体裁機能が原因で、HTMLのpタグが勝手に削除されてしまいます。
当社で制作するWordpressサイトでは、このテキストエディタでの自動体裁機能を無効にしています。
但し、これは完全ではありません。プラグインの関係で、旧エディタとブロックエディタを混在して使っていたり、プラグイン自体の仕様などで自動体裁機能の無効化ができないものがございます。
この様な場合は、以下の対策を行ってください。
対策1:
<!-- wp:html --> ~ <!-- /wp:html -->
でコンテンツを挟む
<!-- wp:html --> ~ <!-- /wp:html --> を利用する事で、Wordpressに対しそのブロックはHTMLブロックであると判断させる事ができます。
<!-- wp:html -->
<p> Pタグを削除されない様にしたい </p>
<!-- /wp:html -->
<p> Pタグを削除されない様にしたい </p>
<!-- /wp:html -->
上記の様にHTMLソースの最初と最後に挿入します。
対策2:
Pタグにclassを付ける
対策1でもpタグが削除されてしまう場合があります。その場合は、pタグにclassをつけると、そのpタグは削除されません。
<p class="notremove"> Pタグを削除<br class="notremove">されない様にしたい </p>
CSSで定義されているclassをつけると、そのスタイルが適応されてしまいますので、ご注意ください。
※少なくとも、notremoveというclassは当社で納品したcssでは定義してません。