GA4に変わったことで受ける影響
GA3(従来のバージョン)をご利用のお客様
GA4がリリースされたと言っても、GA3が即座に使用できなくなるということではございません。GA3の仕様や機能、レポート画面で従来通り利用できます。その為、従来のお客様はGA4がリリースされたことをは気づかないままご利用されていると思われます。 長期的にみると、GA3は廃止され全てのgoogleアナリティクスを利用したウェブサイトは、GA4に移行せざる追えなくなると思われます。今後制作するサイト(リニューアルサイト)
今後当社にご依頼いただくサイト制作では、すべてGA4対応にいたします。 GA4がリリースされた現在でも、あえてGA3を使うことは可能でございます。ご希望の場合は、GA3を指定してください。 但し、今後GA3は廃止され全てのgoogleアナリティクスを利用したウェブサイトは、GA4に移行せざる追えなくなると思われますので、GA4での運用をお勧め致します。GA3(従来のバージョン)からGA4に変更したいお客様
現在GA3を使用していて、GA4に変更したいお客様は、ウェブサイトに設定しているトラッキングコードを変更する必要があり、ウェブサイト保守サービスをご利用いただいていない場合は、作業費用が必要となります。GA3との変更点
プライバシー問題に対応
GA4は「クッキーのない未来のアナリティクス」と呼ばれており、プライバシー規制の強化で必要となるユーザーデータの保護に対応しつつ、ユーザーのインサイト※を把握するための信頼性の高い情報を提供する様、設計されています。
※消費者の行動や思惑、それらの背景にある意識構造を見ぬいたことによって得られる購買意欲の核心やツボのことです。
Web+アプリの統合データの解析が可能に
お客様のビジネスがWebだけでなく、アプリも展開している場合、Webとアプリの両方の統合した解析が可能となりました。
従来は、Webはgoogleアナリティクスを利用し、アプリはAppsFlyer等の別ツールでの計測していた場合も、googleアナリティクスのみで両方の計測が可能になります。
機械学習を導入
機械学習が導入され、これまで難しかったコンバージョン
ウェブサイトにおける、コンバージョン(CV)とは、ウェブサイトで獲得できる最終的な成果の事を言います。ほとんどのウェブサイトは、このコンバージョン率(サイトの訪問者のうちコンバージョンを達成した訪問者の割合)を上げる事を目的にします。
Googleアナリティクスでは、コンバージョンの設定をする機能がありますが、その判断基準は、「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数」「イベント」「スマートゴール」から選びます。例えば、多くのECサイトの場合の最終的な成果は「商品の購入」です。従って、この場合は「商品の購入完了ページ」を「到達ページ」に設定する事で、コンバージョンが計測できます。
コンバーションの設定は、「公開したウェブサイトが何を目的にしているのか?」によって異なりますので、ウェブサイトの目的を明確にしてコンバージョンを設定しましょう。 後のユーザーの行動予測が出来る様になりました。具体的には以下の通りです。
Googleアナリティクスでは、コンバージョンの設定をする機能がありますが、その判断基準は、「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数」「イベント」「スマートゴール」から選びます。例えば、多くのECサイトの場合の最終的な成果は「商品の購入」です。従って、この場合は「商品の購入完了ページ」を「到達ページ」に設定する事で、コンバージョンが計測できます。
コンバーションの設定は、「公開したウェブサイトが何を目的にしているのか?」によって異なりますので、ウェブサイトの目的を明確にしてコンバージョンを設定しましょう。 後のユーザーの行動予測が出来る様になりました。具体的には以下の通りです。
- 過去28日間にサイトに訪問したユーザーが、今後7日間にコンバージョン
ウェブサイトにおける、コンバージョン(CV)とは、ウェブサイトで獲得できる最終的な成果の事を言います。ほとんどのウェブサイトは、このコンバージョン率(サイトの訪問者のうちコンバージョンを達成した訪問者の割合)を上げる事を目的にします。
Googleアナリティクスでは、コンバージョンの設定をする機能がありますが、その判断基準は、「到達ページ」「滞在時間」「ページビュー数」「イベント」「スマートゴール」から選びます。例えば、多くのECサイトの場合の最終的な成果は「商品の購入」です。従って、この場合は「商品の購入完了ページ」を「到達ページ」に設定する事で、コンバージョンが計測できます。
コンバーションの設定は、「公開したウェブサイトが何を目的にしているのか?」によって異なりますので、ウェブサイトの目的を明確にしてコンバージョンを設定しましょう。 する確率を予測する - 過去7日間にサイトに訪問したユーザーが、今後7日間で離脱する確率を予測する
カスタマージャーニーの特定に役立つ様に設計
カスタマージャーニーとは、ペルソナ
「ペルソナ」とはマーケティングの専門用語で、サービスや商品の典型的なユーザー像のことです。似た言葉として「ターゲット」がありますが、例えばターゲットが「40代、男性、会社員」という様な大枠で設定する事に対し、ペルソナは、「46歳、保険会社勤務、東京近郊在住、子供2人、休日の釣りが趣味」といった様に掘り下げてリアルに設定した人物像になります。
(サービス・商品の典型的なユーザー像)の動きを時系列に見える様にしたもので、現在のマーケティングの必須課題となっています。
GA4では、このカスタマージャーニーの特定に役立つ様に設計されています。
BigQueryを活用できる環境
BigQuery は、Dremelというペタバイト級のデータを扱えるようにスケールを考えて設計されたGoogle の社内データ解析ツール誰もが使えるようにサービスとして公開したものです。
GA4では、このBigQueryに計測データをエクスポートすることができる様になりました。
結局何が違うのか?
上記の内容は、専門のマーケティング担当者じゃない限り、あまり理解できないor理解する必要が無い情報かと思います。 よりウェブサイトを活用するには、必要ではございますが日常業務の傍らでウェブサイトの運用を行っている方には、あまり関係はなく、せめてサイトの集客同行を常に把握しておくことが限界かと思います。 そんなウェブサイト担当者に取って何が変わったのか?と言うと以下の通りです。使い勝手が変わった。今までホームに表示されていた情報が刷新された
計測の方法がページ単位からユーザー単位へ
従来は、ページ単位でセッションで計測していたものが、GA4ではユーザー単位のイベントで計測する様になりました。 イベントとは、ユーザーが取った行動の事でサイトに訪問した、ページを表示した、スクロールした、クリックした~というサイト訪問から離脱までに、取る一連の行動の事です。 今までは、セッション中にヒットタイプの異なる「ページビュー」や「イベント」がそれぞれレポートに表示されている仕組みでした。 GA4からは、このユーザーの取る行動をエンゲージメントという新たな計測要素として追加しています。 引き続きセッションの概念は存在していますが、ヒットタイプは「イベント」に統一され、イベントに紐づく「パラメータ」やユーザー単位で計測する「ユーザープロパティ」が各計測の軸になります。 つまり従来は、ページ単位での解析結果がメインだったものが、ユーザーの行動に軸を置いた解析がメインとなりました。GA3のホーム画面
従来は、ユーザーのほか、セッション数、直帰率のグラフがまず表示されていました。つまりページ単位のセッション情報を軸に計測していますGA4のホーム画面
対してGA4のホーム画面では、ユーザー・平均エンゲージメント・合計収益がまず表示されます。エンゲージメントが追加された
新たな計測要素として「エンゲージメント」が追加されました。
エンゲージメント→概要で移動すると、以下の様な画面が表示されます。平均エンゲージメント時間が、まず表示されています。
この「平均エンゲージメント時間」は、従来の「平均セッション時間」や「平均ページ滞在時間」とは異なり、ウェブサイト場合はブラウザ上でフォーカス状態にあった時間の平均値、アプリの場合はフォアグラウンド表示されていた時間の平均値の様です。
つまり、従来の計測方法よりも、より正確にユーザーのページ滞在の時間計測が出来る様になっています。従来の計測では、単純にページへ訪れて離脱するまでの時間を計測する方法だった為、表示したまま放置していたり、最後に見たページの滞在時間が計測できないというデメリットがありましたが、GA4からはイベントも計測しているので、より正確に、ユーザーがそのページの為どれだけの時間を費やしてくれているのかを計測することができます。
イベントの作成が簡単になった
対象ページでイベントタグを発火させることで計測しており、そのためにGTM(Googleタグマネージャー)などでカスタマイズを行って設定する必要がありました。
GA4からは、この設定を必要とせず、計測中のイベントから、イベント名 ・ パラメータ名を元に、新たにイベントを生成する機能が追加されました。
ビューが廃止された
従来のプロパティ配下にあった「ビュー」が廃止されました。
ただ、これと同様な意味合いに近いものとして「データストリーム」の追加が出来ます。