AWS

AWS

AWSは、世界最大のショッピングサイトや動画配信サービスのプライムビデオで馴染みのあるAMAZONが提供するクラウドコンピューティングサービスの先駆けで、Microsoftが提供するMicrosoft Azure、Googleが提供するGoogleCloudを抑えてシェア1位(2025年現在)のクラウドサービスです。

日本においても、AWSを利用する企業や、AWSを利用したサービスが増えています。

 

GoogleCloudとの違い

同じくクラウドコンピューティングサービスを提供するGoogleCloudと比較すると、国内においても利用者のシェアが高く多くの企業がAWSを採用しています。比較して提供するサービスの数が非常に多く、選択肢が豊富にある為、拡張性に優れている反面、操作や設定が分かりづらいというデメリットもあります。その為、仕組みを理解した技術者じゃないと手を出し辛いのも難点の一つです。料金も、GoogleCloud同様に従量課金ですが、より細かい料金設定の為、コストが読み辛く予想外の課金となる場合もあります。ただGoogleCloud同様に、設定した予算を超過するとアラートの通知をしてくれる請求アラームを作成する事が出来ますので、予期せぬ高額請求となる前に対処する事が可能です。

 

AWSとGoogleCloudどちらが良いのか?

当社はWebサイトでの利用目的としてのクラウドコンピューティングサービスのセットアップ、保守運用を承っております。そして、AWS・GoogleCloudどちらも対応可能でございます。Azureについては、ほぼ経験が無い為、どうしても利用されたい場合は、専門の業者を紹介いたします。

では、どちらを使った方が良いのか?と聞かれたらケースバイケースで、お客様の求める機能、運用方針によってご提案致します。一つ大きな指針として共用サーバーからスペックアップや小中規模程度のWebサイト運用ならばGoogleCloudをお勧めするでしょう。対して、上場企業や官公庁、金融関係などの場合は、その実績と安心感からAWSをご提案します。

また、AWSとGoogleCloud以外にも国内のクラウドサービスをご提案する場合もございます。

 

AWSとGoogleCloudと国内のクラウドサービスの違い

Webサイトでの利用目的でならば、国内のクラウドサービスを利用する方がメリットがある場合もあります。AWSとGoogleCloudと比べて利用できるサービスは少ないのですが、その分シンプルで分かりやすいというメリットがございます。また、AWSとGoogleCloudの様に従量課金では無く、月定額制という料金設定が多いので、予期せぬ高額請求となる事もありません。結果的に、AWSとGoogleCloudを利用するよりも予算を抑えられるというケースも多いです。

Webサイト運営でよく使う AWSのサービス

当社は特にWebサイトでの利用目的としてのAWSの利用をご提案します。そのWebサイト運営でよく使う AWSのサービスを紹介いたします。

一般的なサーバーのサービス(Webサーバ、DBサーバ、メールサーバ)はAmazon EC2だけでも実現可能で、VPSや専用サーバーと似た感覚で利用できますが、クラウドならではの柔軟性を持った使い方ができます。これを軸に必要に応じて、Amazon S3の様なストレージサービスやAmazon RDSの様なデータベースサービスを利用します。例えば、大量の画像データはS3に保存し、データベース処理はRDSに任せることで、運用の負荷を軽減しつつ安全性を向上させることが可能です。つまりEC2で行わせていた作業を、負荷やデータの重要性に応じて、別のサービスに任せるという事ができます。

 

コンピューティング(サーバー)

コンピューティングは、クラウド上のコンピュータのリソース(能力)を利用できるサービスで、サーバー機器の能力を必要に応じて借りる事が出来るサービスです。サーバーサービスの軸として必要なLinuxなどのOSは、ここにインストールして運用します。

またWebサイトの性質次第では、必ずしもコンピューティングを必要としない場合もございます。

 

  • Amazon EC2

    仮想マシン(VM)を使ってWebサーバーやメールサーバーを構築します。

  • Amazon Lightsail

    初心者向けに設計されたクラウドサービスで、サーバー・データベース・ネットワークを簡単にセットアップできるVPS型サービスです。

  • Amazon Lambda

    サーバーを用意せずにコードを実行できるサービスで、イベントに応じて自動的に処理を行うサーバーレスコンピューティングです。

ストレージ(データ保存)

ストレージサービスは、ハードディスクやSSDの様な保存領域を提供するサービスです。画像やPDFなどの静的データのアップロード先として利用したり、サイト全体やAmazon EC2のイメージ全体のバックアップ先として利用します。

 

  • Amazon S3

    インターネット経由で利用できる高耐久・高可用性のオブジェクトストレージサービスで、データ保存や配信に最適です。CloudFrontとの併用で、静的サイトを公開する事も可能です。

  • Amazon EBS

    EC2に接続して使うブロックストレージサービス

    データを「固定サイズのブロック(かたまり)」に分割して保存する仕組みのストレージで、OSからはハードディスクやSSDと同じように認識されランダムアクセスが多い用途に向いています。

    で、データ永続化や高速アクセスに適しています。

  • Amazon EFS

    複数のEC2インスタンスから同時に利用できる共有ファイルストレージサービスです。作成時に容量を指定する必要があります が、その後で 必要に応じて容量を増やす(拡張する)ことが可能なので、運用状況に応じて柔軟に増やす事が可能です。

データベース

データベースサービスは、目的別に応じたDBサービスを選択できるサービスです。EC2で構築したサーバー上にDBをインストールして利用する事も可能ですが、よりセキュア、より耐障害性が必要なDB運用が求められる場合には、Amazon RDSの利用を提案致します。

 

  • Amazon RDS

    データベースの構築・運用・バックアップ・スケーリングを自動化するクラウドサービスで、手間を減らして安全にデータ管理できます。マルチAZ構成を選べば、片方のDBに障害が発生しても自動で切り替え。高い稼働率を実現できます。

  • Amazon DynamoDB

    フルマネージドでスケーラブル

    アクセスが増えても、システムやサービスの性能を落とさずに対応できる仕組みです。ネットショップで注文が急に増えても、処理が止まらずに対応できる等のメリットがあります。

    なNoSQLデータベースサービスです。高速な読み書きが可能で、大量データやリアルタイム処理に適しています。

  • Amazon Redshift

    データソース(S3など)から構造化データをコピーし、データベースを作成する高速な分析処理ができるデータウェアハウスサービス

    Webサイトで発生する大量のデータを一か所にまとめて保存し、必要な情報をすぐに取り出せる仕組みです。普段のデータベースは「個別の処理」に向いていますが、データウェアハウスは「分析・集計」に特化しており、売上やアクセス状況をまとめて見たり、将来の予測に役立てたりできます。

    です。

高速化・負荷分散

ストレージサービスは、ハードディスクやSSDの様な保存領域を提供するサービスです。画像やPDFなどの静的データのアップロード先として利用したり、サイト全体やAmazon EC2のイメージ全体のバックアップ先として利用します。

 

  • Amazon CloudFront

    Webサイトの静的コンテンツ(画像・動画・HTML・CSS・JavaScriptなど)を世界中のエッジサーバーにキャッシュして配信することで、ユーザーに高速で安定したアクセスを提供します。また、DDoS攻撃対策やSSL対応などのセキュリティ機能も備えています。

  • Elastic Load Balancing

    アクセスが集中した際に負荷を自動で複数のサーバーへ分散させる仕組みです。これにより特定のサーバーに負担が集中せず、Webサイトやアプリケーションの安定稼働や高速な応答を実現できます。

その他

 

  • Amazon Route 53

    AWSが提供する高可用性・スケーラブルなDNSサービスです。ヘルスチェック機能により稼働中のサーバーを監視し、障害時には自動的に別のサーバーへ振り分けることも可能です。グローバルなAWSインフラを活用し、ユーザーを最適なリージョンへ誘導することで、パフォーマンス向上や災害対策にも役立ちます。

  • Amazon CloudWatch

    AWSのシステムやアプリケーションの動作を監視するサービスです。CPUやメモリなどのリソース使用状況、ログ、アラームを一元的に管理でき、異常を早期に検知して対応を自動化できます。運用効率化や安定稼働に欠かせない監視基盤を提供します。

  • Amazon WAF

    Webアプリケーションを保護するファイアウォールサービスです。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃をブロックし、ボットや不正アクセスも制御できます。柔軟なルール設定で自社サイトに合わせた防御が可能で、CloudFrontやALBと組み合わせて高セキュリティなWeb運用を実現します。

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