SSL/TLS証明書(以下、SSL証明書)の有効期間について、業界全体で段階的な短縮が進められています。
これに伴い、従来は年1回程度で済んでいたSSL証明書の更新作業が、今後は年に複数回必要となり、最終的には約1か月半ごとの更新が必要になります。
弊社では、こうした変更に対応するため、SSL証明書の設定代行料金の見直しと、自動更新システム(ACME)の導入支援を実施いたします。
SSL証明書の有効期間短縮について
SSL証明書の有効期間が短縮される理由
SSL証明書は、Webサイトと利用者の間で送受信される通信を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんなどを防止するために使用されます。
従来、SSL証明書の有効期間は約1年間でしたが、セキュリティ強化を目的として、2026年3月15日より段階的な短縮が開始されました。
有効期間を短縮する主な理由は、以下のとおりです。
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証明書の不正利用リスクの低減
秘密鍵の漏えいや証明書の不正発行などが発生した場合に、証明書が利用可能な期間を短くするため。
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証明書情報の正確性向上
証明書の発行に必要な情報を、より短い間隔で確認するため。
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自動更新の普及促進
証明書の発行・更新作業を自動化し、人為的な更新忘れや設定ミスを減らすため。
今後の有効期間短縮スケジュール
SSL証明書の最大有効期間は、以下のスケジュールで短縮されます。
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2026年3月15日~
200日
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2027年3月15日~
100日
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2029年3月15日~
47日
※上記は公開SSL/TLSサーバー証明書に関する業界基準です。認証局や証明書販売事業者によって、実際の発行日数や更新方法が異なる場合があります。
有料SSL証明書の購入期間と更新回数について
1年契約でも証明書の有効期間は1年間ではありません
従来、有料SSL証明書は1年単位で購入し、原則として年1回の更新作業を行う運用が一般的でした。
しかし、証明書の有効期間短縮により、今後は1年間の利用契約を行った場合でも、その期間中に証明書の再発行・再設定が必要となります。
例えば、1年間の利用契約を行った場合、証明書の有効期間に応じて、以下のような運用になります。
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200日 の有効期限
1度の購入で2回分更新権利
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100日 の有効期限
1度の購入で4回分更新権利
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47日 の有効期限
1度の購入で8回分更新権利
※上記は有効期間から算出した目安です。実際の発行枚数は更新時期や認証局の仕様によって異なります。
なお、証明書の購入費用と、サーバーへの証明書設定作業費用は別となります。
SSL証明書の設定代行料金について
弊社では、SSL証明書の有効期間短縮に伴い、更新設定代行料金を以下のとおり変更いたします。
保守サービスをご利用されているお客様
サーバー保守をご利用のお客様
従来通り、保守サービス内で対応致しますので、追加費用は必要ございません。
当社マネージドプランサーバーをご利用のお客様
従来通り、保守サービス内で対応致しますので、追加費用は必要ございません。
ウェブサイト保守サービスをご利用されているお客様
ご利用中のサーバー、契約内容によって異なります。
保守サービスをご利用でないお客様
従来、SSL証明書の更新設定代行料金は、1証明書あたり5,500円(税込)※としておりました。
※ドメイン認証型(DV)SSL証明書を設定する場合の基本料金。 Webサイトへの設定の場合の料金。メールサーバーの設定等も含まれる場合は、別途お見積り
今後は、以下の料金で対応いたします。
| 対応内容 | 更新設定代行料金 | 証明書約1年分の更新設定代行料金合計 |
|---|---|---|
| 有効期間200日の証明書設定 | 4,400円(税込)/回 | 8,800円(税込)/回 |
| 有効期間100日の証明書設定 | 4,400円(税込)/回 | 17,600円(税込)/回 |
| 有効期間47日の証明書設定 | 4,400円(税込)~/回 | 35,200円(税込)~/回 |
※ Webサイトへの設定の場合の料金。メールサーバーの設定等も含まれる場合は、別途
※証明書の設定料金は、1サーバーに対してドメイン認証型(DV)SSL証明書を設定する場合の基本料金です。
※複数の証明書を設定する場合や、特殊なサーバー構成、追加設定が必要な場合は別途お見積りとなります。
47日証明書への移行後は、年間の更新回数が大幅に増加するため、手動更新よりもACMEによる自動更新を推奨いたします。
但し、サーバーによっては導入できないものもございますので、その場合は従来通りの都度設定となります。
ACME(証明書自動更新システム)について
ACMEとは、SSL証明書の発行や更新を自動化するための仕組みです。
弊社では、主にCertbotを利用したACMEの導入・設定を行います。
ACMEを導入することで、証明書の有効期限が近づいた際に、自動的に更新処理を実施します。
これにより、その証明書は以降自動更新される従来の様な証明書データの差し替えという作業が必要ございません。
ACME(Certbot)導入について
保守サービスをご利用されているお客様
サーバー保守をご利用のお客様
Certbotに限り、導入費用は必要ございません。別のACMEを希望される場合は、別途お見積りとなります。
また、異なる証明書への交換時もサービス内で対応します。
当社マネージドプランサーバーをご利用のお客様
Certbot導入済です。別のACMEは使用できません。
また、異なる証明書への交換時もサービス内で対応します。
ウェブサイト保守サービスをご利用されているお客様
ご利用中のサーバー、契約内容によって異なります。
保守サービスをご利用されていないお客様
ACMEによる証明書の自動更新は、導入後もサーバーの適切な保守管理と継続的な動作監視が必要です。そのため、管理者権限の有無にかかわらず、弊社のサーバー保守管理契約の対象外となるサーバーへのACME導入・設定代行は承っておりません。
